歯列矯正と頭痛

2014年8月5日

「高校一年生くらいから酷い頭痛が続いています。」

「出始めの頃は吐くこともありました。」

「薬で吐かなくはなりましたが、週に2回くらいの頻度で強い頭痛が出ます。」

大学生の男子。

京都の平安コンディショニングさんのご紹介で姫路市からご家族とご来院くださいました。

ご予約枠がいっぱいだったのでしょう。

頭痛は修学に支障が出るレベルで、医療機関で明確な解決が無く困ってられます。

今日の頭痛は軽くおでこに出ている状態。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

頭痛の要因としてはストレスが反応。

今の頭痛はその場で消えそうです。

しかし、根本解決についてはチェック法で良い反応が出ません。

解決しえないような心的ストレスなのだろうか?

マスキングをサーチしながらストレス系の緊張層を解除して確認。

「頭痛は取れました。胸の気持ち悪さも消えました。」

簡単に取れましたが、チェック法では早期再発の可能性が反応しています。

ご両親も一緒に説明を聞いていただきます。

技の説明から始めて、おからだの整体的要因の説明に入った時、

ふと、お子様の口に光るものが見えた。

ヒアリングの時には気づかなかったが、これかな?

歯列矯正されているんですか?

「中学の時から始めたんです。」

長い矯正ですね。

再度、ベッドに横になっていただきチェック法にかけると見事に反応します。

間違いないですね。

歯列矯正中の方の施術は何例か経験があります。

その場では変わるのですが、元の歪みに戻っていく傾向があります。

カラダに起きた緊張は耳に抜ける方向で伝達していきます。

それを解消する行為が歯ぎしりになります。

解放にかかわる箇所を固定化して圧力をかけると、発散がうまくいかなくなり、カラダの緊張がこもって弱い箇所にお辛さとして噴き出していく場合があると考えています。

歯列矯正中の圧ストレスの影響。

この方は、外さない限り頭痛として出やすい状態でしょう。

根本解決についてチェック法で良い反応がでなかった理由がわかりました。

不思議なのは、身に着けているものの頭痛への影響度チェックをかけた時、矯正器具のある位置から反応が無かったことです。

長年の矯正で、潜在的にはカラダの一部になってしまっていたのでしょうか。

歯列矯正については、お母様が歯科医師様とご相談されることになりました。

お母様が施術に興味をもってくださり、残り時間でお母様の施術開始。

首の痛みと肩の痛み、その影響で左腕に痛みが広がっている状態。

使い疲れだけでなく、冷えによるカラダ内部の緊張の影響で悪化している良くあるケースです。

「ずいぶん楽になりました。」

「こういうのも取れるんですね。触ってないのに不思議!」

揉んでられた肩の一部に違和感は残りましたが、自然に消えるでしょう。

- About Us -

岡山市 自律神経に着目した整体院 ほぐし庵

完全無痛の技術

技術的特徴
●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
●緊張の開放を促す技術
この2つが一体化していることが特徴。
緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
  病院の検査で異常無い全身のお辛さが対象範囲です。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。