首のヘルニアが実際に神経に当たって左腕がシビレる。
「左手がしびれています。首のヘルニアが原因って言われました。」
「このしびれが続くと立ちくらみになったりします。」
紹介でご来院。40代男性。
2年前発症して、病院でヘルニアが完全に神経に当たっている状態と診断された。
手術を断り、病院治療で痺れないレベルに回復したが、2ヶ月前に再発して現在に至っている。
じっとした状態では肘を中心に左腕全体が痺れています。
動いていただくと、後屈で神経が引っ張られる感覚が出て、カラダを戻すと時間差で腕の痺れが強くなります。
首だけ後ろに反らすと引っ張られる感覚と痺れが同時に来ます。
整体でヘルニアは取れませんが、体調を2ヶ月前の状態に戻せば痺れは弱まるはずです。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
ストレス系の緊張が下腹部カラダ内部に集中しています。
「過労で気絶することがあったんです。」
責任ある立場で、睡眠もあまり取ってられないみたいです。
確認と解除を繰り返して、
じっとした時の痺れが少なくなり、頭を後ろにした時の引っ張られる感覚は出るけど痺れは少なくなりました。
後屈は、後屈可動域は少し増えただけでカラダを戻したときの強い痺れは変わらない状態で終了。
(2回目 6日後)
「手は痺れています。」
確認すると、
じっとした状態で手先だけが痺れています。
頭を後ろにした時は痺れません。
後屈は前回終了状態そのままで、カラダを起こすとき時間差で痺れが出ます。
経過良好です。
同様の手技で緊張の解除と痺れの確認を繰り返します。
3回目位の確認で後屈での痺れが出なくなりました。
「限界まで反らしていいですか?」
グイーンと標準の後屈可動域になっています。
「あ、出てきた。」
調整を繰り返します。
再度、限界まで反っていただいて、
「引っ張られはあるけど、かえってくる痺れが弱い。」
今日はここまでです。
ヘルニア自体は変わりませんが、カラダの緊張を取っていくことで、この様に、ヘルニアの影響度合いを減らしていけるわけです。
日々のストレス次第ですが、詰めて通っていただくのはここまででいいと思います。
次回は4週間後くらいがベスト間隔になります。
半身浴はストレスにも効きます。欠かさないでくださいね。
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完全無痛の技術
- 技術的特徴
- ●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
- ●緊張の開放を促す技術
- この2つが一体化していることが特徴。
- 緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。