フライパンを持てない

「右腕が痛くて、左手を添えないとフライパンが持てない状態です。」

「じっとしていても違和感があって、握力がない感じです。」

「そして、肩が痛い。」

 

新見市60代女性。

 

さっそく中華鍋をご用意して持っていただきます。

「痛い!ここが痛むんです。」

 

右腕全体から肩にかけて痛みが覆われている状態。

特に右肘の下あたりの筋が痛むらしいです。

良くある使い疲れが元になっていると思われますが、なかなか治らないのはなぜでしょうか?

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

股関節の緊張と腕の連動が反応したので解除。

次にマスキングが予想通り反応してきます。

マスキングを解除すると使い疲れの緊張層が反応してきました。

解除して鍋ふりの確認。

 

「あれ?楽!痛くない。なんで?」

「不思議。」

「力が入るし、肩の痛みも取れています。」

 

よかった。

簡単に取れました。

 

本来は自然に抜ける使い疲れの緊張。

それが、マスキング現象によって抜けにくい状態になっていました。

 

無理をしながらルーチンワークをこなしていると、

カラダ(自律神経)は、オーバーワークの箇所(腕)を守るために広い範囲で緊張を入れてきます。

この広く覆われた緊張をマスキング層と呼んでいて、その下の緊張層が抜けにくくなるわけです。

 

カラダが腕を休ませるために必死で緊張を増やしてきたわけです。

一つ一つ緊張を解除していけば元の状態に戻っていきますが、揉んだり叩いたりすると悪化するので注意が必要です。

 

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岡山市 自律神経に着目した整体院 ほぐし庵

完全無痛の技術

技術的特徴
●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
●緊張の開放を促す技術
この2つが一体化していることが特徴。
緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
  病院の検査で異常無い全身のお辛さが対象範囲です。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。

腕のつらさ

Posted by 院長