朝に発生する右股関節の激痛 20代女性

「昨日、寝ているとき痛みを感じて、起き上がったら右付け根に激痛を感じて、声が出るくらいだったんです。」

「今朝も激痛が出て、足を引きずりながら仕事に行って。」

「でも、昼からはなんともないんです。」

「なんなんじゃろぅ。」

 

20代女性。

 

一週間前に久しぶりにメンテナンスで来られたばかり。

今回、激痛とは...? しかも、股関節痛は初めて。

 

動いていただくと、通常の前後屈や足上げでは痛みが出ません。

右ひざを外回しに回転していただくと、

 

「痛い!」

 

角度で痛みが出てきますが朝ほどではなく、この痛みを増幅させる何かがあるはずです。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

 

全身の反応をみていくと、時間帯によって痛みが変化する要因がわかってきました。

痛みを隠しているマスキング層を解除して確認。

 

「いゃ!痛いっ!」

 

床に右足がつけない。朝の股関節の激痛が出てきました。

チェックするとストレス系の反応が出ます。

6度ほど解除と確認を繰り返して、

 

「痛っ!まだ痛い...。 変わっていない。」

 

ん...。 解除しても緊張が入る。

ストレスの元を明確にして解除しないと解放してくれないケースかもしれない。

最近ストレスがかかること何かありましたか?

 

「はい。 こないだありました。」

チェック法に反応が現われてきました。

解除して確認。

 

「はぁ?! 楽になっています。芯に痛みが残っていますけど。」

 

こないだあったことの影響ですね。

「ストレスで激痛が?大きいことがあったあとなんです。」

 

芯の痛みをチェックすると、後は体のバランスによるもので、整えて確認。

 

「違う!楽!楽になった。」

「ストレスでこんなに出るんですね。」

「私、昔、腰痛で動けんようになったことがあるんです。あれもストレスなんじゃろうなあ。」

 

 

うまくいってホッとしました。

メンテナンスしたばかりなので予測通り突発的なストレスからくるものでしたが、強くやっかいなケースでしたね。

 

激痛の元であるストレス系の緊張を包むように広い範囲で緊張層が覆っていた状態。

表層が強いときは奥の緊張を感じにくくなる。

 

寝ている間に表層の緊張が緩み、奥のストレス系が表面化するので朝に激痛が起こる。

しかし、仕事に意識が行ったり責任感から表層の緊張が強まり、奥のストレス系が隠れて痛みが弱まる。

 

この様なリレーションが起きていると考えています。

半身浴はストレス系の緊張にも効きますから、長めに入って様子を見てください。

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岡山市 自律神経に着目した整体院 ほぐし庵

完全無痛の技術

技術的特徴
●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
●緊張の開放を促す技術
この2つが一体化していることが特徴。
緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
  病院の検査で異常無い全身のお辛さが対象範囲です。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。