頭痛薬が効かなくて１分おきにズキンと強い痛みがでます

2013年10月29日

「眠れない痛みなんです。」

「昨日から頭痛が出て薬も効かなくて、１分おきにズキンとなって、きつい痛みが来るんです。」

３０代女性。

半年間隔くらいで、お辛さがマックスになった時にご来院くださいます。

今回はいつも以上に酷い状態ですが。

「日曜日に遠出して疲れがのこった状態で参観日があって、その時、これまで無いようなしんどさで。」

「そのせいかなあ？」

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

マスキング層がたくさん反応します。

それに合わせて、ストレス系の緊張と使い疲れ的な緊張が反応します。

解除．．．

「いたたっ。」

施術中も頭痛のきつい波が来るみたいです。

うつ伏せのまま確認しながら進めます。

常にあるズキズキは小さくなっていますか？

「それは消えてきているみたいです。」

では起き上がってみてください。

「あ、ずきっと来た。」

「でも、痛む位置が変わってきています。」

再調整で、

「ちょっとすっきりしてきた。」

再調整で、

「だいぶいい感じですよ。」

「最初に起き上がるときに出たズキッから後は強いズキが出ていないですし。」

もう一度、違和感を調整して、

「あぁ。いいです。だいぶいいです。」

今回は、使い疲れやストレス系の緊張層が反応しましたが、使い疲れが主に積もっていました。

本来、自然に抜けるべき使い疲れの緊張がなぜ抜けていないのか？

マスキング現象と呼んでいますが、

既に存在している緊張層に対して、それを包み込むように広い範囲で緊張がかかってしまっている。

包み込まれているため、本来、休んだら自然に抜けるはずの緊張が抜けにくくなってしまうわけです。

「しんどかった時、主人にぐりぐり揉んでもらったんですわ。」

「揉んだらだめって知りつつ、辛かったんで。」

それもマスキングが増える要因ですね。

刺激に対して、脳が防御しようとして緊張層が増えるからです。

カラダが過敏な時には強い防御反応が起きてしまいます。

自然治癒を邪魔している整体の範疇の緊張層は解除できていると思います。

十分な睡眠をとって様子を見てください。