2階から落下。腰は打っていないのですけど、かばって腰痛になりました。

「一週間前に階段を2階から1階まで落ちてしまって。」

「右足のかかとで踏ん張って、腰は打っていないのですけど痛みが出てきて。」

「前に曲げられないのです。」

 

30代男性。

 

2階から落ちたにもかかわらず、右足のかかとしか打っていないって、運動神経がいいですね。

かかとは腫れたらしいです。

 

前後屈をしていただくと、左腰上部が痛くて前に全く曲がらない状態。

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

整体的要因リレーション:腰痛

  • 下腹部内部の緊張との連動 35%
  • ストレス系緊張 20%
  • 肩の緊張からの影響 10%
  • 左鎖骨ズレの影響 10%
  • 股関節の緊張の影響 10%
  • 太ももの緊張の影響 10%
  • みぞおち周辺の緊張の影響 5%

 

かかとの腫れはピークを過ぎているので、腰も同時にやわらいでもいいはずですね。

なぜ腰の痛みが改善しにくいのか?

チェック法から、下腹部内部の緊張が後からかかわって解放されにくい状態になっているのでしょう。

 

マスキング層が反応したので解放。

下腹部内部の緊張を相対解除の間接手法で解放。

鎖骨、太もも、股関節など部位間の交錯する緊張層をチェック法を頼りに順序良く解放。

 

確認で、

「まだ痛い。」

 

再チェックすると、マスキング層が再度反応してきます。

さらに交錯した緊張層が表面化してきました。

 

解除して確認。

 

90度くらいまで曲げられるようになりました。

「少しだけ痛みが残ります。」

 

残った痛みに対して微調整をかけて、痛み無くなり終了。

 

 

筋肉が傷んで起きているのでは?という痛みでも、緊張の積み重なりだけで起きていることが多い。

今回は、

  • ショックによる防御反応で部位間が引き合う
  • 既に蓄積されていたカラダ内部の緊張の影響がかかわる
  • ショックに対してマスキング現象が発生している

ですから、

痛みが長引いたのは、内部の緊張とマスキング現象によるものです。

 

内部の緊張は、冷え(体内の温度差)により自律神経が乱れることで蓄積していることなので、

普段の冷え取りの習慣がこういう時の改善速度にかかわってくることになります。

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岡山市 自律神経に着目した整体院 ほぐし庵

完全無痛の技術

技術的特徴
●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
●緊張の開放を促す技術
この2つが一体化していることが特徴。
緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
  病院の検査で異常無い全身のお辛さが対象範囲です。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。