3週間前から続く片頭痛

「片頭痛が治らない子がいるの、整体で治ります?」

ご紹介いただけました。

 

「3週間前から片頭痛が続いています。」

「薬は効くのですけど、薬が切れると痛いです。」

「MRIでは問題ありませんでした。」

 

20代男性。

今は薬が効いて頭痛は消えている状態。

 

動きの確認で。

手が上がらない。水平より10度ほど上がっているが上まで挙げることができない。

後屈で腰が痛い。

 

力仕事をされています。

頭痛は肩の緊張の影響か?

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

整体要因リレーション:

(片頭痛)

  • 冷えによる内部の緊張との連動 20%
  • ストレス系緊張 20%
  • 肩の緊張からの影響 20%
  • 首の緊張からの影響 15%
  • 股関節の緊張からの影響 15%

(肩の機能障害)

  • 冷えによる内部の緊張との連動 20%
  • ストレス系緊張 20%
  • 股関節の緊張からの影響 20%
  • 太ももの緊張からの影響 15%
  • 膝からの影響 15%

(腰痛)

  • 冷えによる内部の緊張との連動 30%
  • ストレス系緊張 20%
  • 肩の緊張からの影響 20%
  • 股関節の緊張からの影響 15%

 

冷えによる内部との緊張連動・ストレス・部位間連動。

よくある標準的な不調パターンみたいです。

 

頭痛は、肩首の影響だけでなく、全身の緊張層の総量が増えて、頭にもその影響が及んでいったという感じです。

 

整体チェック法でサーチしていくと、まず、ストレス系緊張が反応。

解放しにくいタイプのストレスです。

 

Q:頭痛が出る前にいつもと違うストレス的出来事とかなかったですか?

「ありました。」

 

その事象をもとにストレス系リレーション解除の手法を入れる。

合わせて、マスキングチェックと内部の緊張を相対解除の間接手法で解放させて確認。

 

「手が上がってきました。」

「腰も取れてきています。」

 

同様の手法を繰り返して、肩の可動域改善、肩の張り、腰痛が無くなった状態で終了。

頭痛は薬で抑えられていたので確認できませんが、チェック法をもとに技を入れています。

 

内部の緊張は冷え(体内の温度差)の影響なので、冷え取りの最適条件をお伝えしました。

 

(2回目 9日後)

「頭痛はあれから出なくなりました。」

「肩と腰はしばらくして出てきました。」

 

頭痛が治まってよかった。

手をあげていただくと、まだ少し制限がかかっていますが上の方まであがります。

腰の痛みは前回と痛みの出方が違ってきています。

 

同様の施術で痛み無く終了。

あと一回詰めていただくと、さらに余裕ができてくると思います。

 

【今回の頭痛の整体所見】

元々、

  • 冷えの絡みの緊張層が慢性的に蓄積していた
  • マスキング現象で使い疲れの緊張層も抜けにくい状態になっていた

この2点で、カラダの許容範囲に対して余裕が無い状態になっていたと思われます。

 

余裕が無い状態で、いつもと違う強いストレスが加わった。

それにより、既に出ていた肩・腰痛はさらに強まり、

そこだけでなく、頭の緊張も許容範囲を超えて頭痛に至った。

 

ストレスは自分ではコントロールできませんが、

冷えによる緊張を習慣改善で普段から対策できていれば、頭痛にはならなかったと思われます。

 

冷え取りで温度差による自律神経の乱れを抑えておけば、

頭痛だけでなく肩や腰の不調も出にくくなり、疲れにくくもなりますので、これからも継続してください。

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岡山市 自律神経に着目した整体院 ほぐし庵

完全無痛の技術

技術的特徴
●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
●緊張の開放を促す技術
この2つが一体化していることが特徴。
緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
  病院の検査で異常無い全身のお辛さが対象範囲です。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。