ふらつきが責任感と連動して朝方に強く出る 50代男性

会社に出てやるべきことが多い日には、朝から憂鬱になります。

やらねばならないという責任感は、自律神経の乱れという意味で、けっこう強い影響をカラダに及ぼすことがヒアリングや施術を通じて感じるところです。

ふらつきが責任感と連動して朝方に強く出る 50代男性

「一年半前、責任感じる仕事をした次の日にふらつきが激しくでて、点滴してしばらくしたら治まったんですけど。」

「また、しばらくしたらふらつきが再発して、薬が効かないし、MRIも異状なくて今に至っています。」

「朝方に激しく出る傾向があって、仕事の大切なことを考えるに連動して出ている感じがあります。」

 

50代男性。

 

再発して約一年半、ふらつきが出続けて悩んでられます。

朝、強く出る傾向で、今のヒアリング時のふらつきは弱い状態です。

首から後頭部の辛さも伴うみたいです。

施術経過

初回施術

整体チェック法でチェックしながら、反応する不要な緊張層の解放を促していきます。

整体チェック法でみた不調との連動部位。

ふらつき:

  • 内部緊張との連動 50%
  • ストレスが直で関わる 20%
  • 肩甲骨の緊張との連動 20%
  • 背中の緊張との連動 10%

自然な解放を妨げている緊張層のチェック。

  • 6年前の手術
  • 最初にふらつきが出た時の『責任感じた仕事』

この時系列の緊張層が整体チェック法に反応してきました。

それらに紐付く古い緊張の解放を促していきます。

 

緊張の解放を繰り返して、その場で起きた変化としては、

  • ふらつきが消えた
  • 首痛軽減、右首筋に少し残る
  • 肩痛軽減、腕の付け根に痛みのこる

状態で終了。

 

今の仕事の事など現在進行形の緊張の影響はありますが、不調に関わっている緊張は、古い残緊張が大半だということが、施術経緯からわかりました。

仕事に対するストレス量が変わらなくても、残緊張の蓄積を減らしていけば不調が出にくい状態に持っていける可能性があります。

残緊張には、普段の温度差ストレスの影響もあるため、冷え取りの最適条件をお伝えして終了。

2回目 前回から10日後

「その日は良かったですけど、次の日からふらつきと首の痛みが出ました。」

「朝、後頭部が詰まる感じがして、ふらつきが出ます。」

「一日中引きずる感じです。」

3回目 前回から14日後

次の日から、ふらつきと首コリ、頭痛もちょっとありました。」

「今、ふらつきは出ていないです。」

4回目 前回から21日後

ふらつきはだいぶ良くなりました。楽です。」

朝のふらつきがなくなりました。」

「夕方、仕事終わりには少し出ることはありましたけど。」

「左の首肩は、腕を動かす時には出ます。」

 

よかったです。

緊張の蓄積が多く、日常に明確な変化が起きるまでに時間がかかりました。

整体所感

自律神経が乱れることによって筋肉や内臓系に緊張が入ります。

それが蓄積して許容範囲を超えると痛みなど不調になります。
(病院で異常が無いことが前提ですが、整体の範疇の不調すべてに緊張の蓄積は関わっています。)

自律神経が乱れて緊張がカラダに蓄積していくイメージ図

ピンポイントで許容範囲を超えた場合は痛みの様な不調として現れやすいのですが、広範囲でカラダの許容範囲を超えた時は、ふらつきの様に捉えどころのない不調として出る場合があることを、施術を通じて感じています。

 

これらの緊張の解放を促していけば、その場で不調は改善の方向に変化します。(変化量は、緊張の量により個人差があります。)

緊張の蓄積が解放されるに比例して不調が緩和しているイメージ図

緊張の蓄積が解放されるに比例して不調が緩和しているイメージ図

緊張の蓄積は、その大半は古い過去の緊張であることが多く、何らかの理由により自然な解放が進んでいないだけの状態なのです。

したがって、解放を促すきっかけ(技)を入れれば、その場で、カラダ(脳)が緊張を一つづつ解放してくれます。

ふらつきが責任感ストレスと連動していたこと

責任感ストレスは、日常、あたりまえにあることなので、ストレスとして認識されにくいですが、自律神経を乱しやすい要因の一つです。

 

朝、会社でやらねばならないことを考えるので、朝にふらつきが強く出る。

 

責任感ストレスでカラダにかかる緊張が増えて、不調が強まるので、

責任感ストレス = 原因?

と考えがちです。

 

しかし、今回のケースでは、緊張の蓄積の要因の一つにすぎませんでした。

下図のように、古い残緊張の蓄積が多くてカラダに余裕が無くなっている状態に、現在進行形の会社の責任感ストレスがプラスされているイメージをしていただければと思います。

カラダの許容範囲と緊張の蓄積が不調にどのようにつながっているかをイメージした図

状況によって増幅した時は強く不調が出て、そうでない時は不調が弱くなる。

これが、古い残緊張と合わせて起きていることなので、残緊張を減らしてカラダに余裕を作れば、仕事に対するストレス量が変わらなくても、症状は出にくくなるわけです。

辛さが消えてからのメンテナンスが大切なのは、残緊張を減らせば減らすほどカラダに余裕ができて、不調の出にくさにつながるからです。