器
先日、子供のカラテ教室の待ち時間に、気になっていた店に行ってきました。
塩らーめん「嵐屋」
スープが飲めるラーメンです!?
私の腸は、油脂類に反応して、普通以上に活発になるので、こってり系のスープはあまり飲めないのですが、ここのは大丈夫でした。
京都八幡の"ぴっかり食堂"の塩ラーメンも良かったけど、ここもファンになりましたよ。
残念ながら、にんにく油は抜いてもらいましたが。
飲食店に行って感じることですが、出される器にはちょっと敏感になってしまいます。
プラスチックの器で出されるお店には行かなくなっちゃいますね。
れんげもできれば陶器か木がいいですよね。
人に話したことはないのですが、もしかして、こんなこと思っているのは私だけでしょうか?
今日、昼休みを挟んで備前焼を買いに行きました。
県外の方への贈り物なので、やっぱり備前にしたい。
近くにも売っていて何軒かあたったのですが、品数が少なくて選べなかった。
でも、いざ本場に行ってみると、今度は多くて困ってしまいます。
時間内で買えるだろうか...
一軒ごとお店を覗いて、最初はわからなかったのですが、お店によって作品が迫ってくるような、ここには何かあるみたいな感覚を感じたり。
良く考えてみたら、窯ごとに作家がいて、窯ごとに店を出しているわけだから、自分が欲しくなるものが埋もれているかどうかは、入って細かく見なくても、さっと見渡すだけである程度判断つくわけですよね。
二軒ほど引かれる店があって、その一軒の左隅に私を待ってくれている花器を見つけました。
念のためにそのお店の作品をチェックし、他にも良いものがあり悩みましたが、最初の印象を大切にして買って帰りました。
備前焼は形だけでなく、焼きでも評価が変わります。
炎が描く偶然の文様。
備前のおもしろさでしょうね。
祖父が晩酌をしながら、杯をこすり、「使うごとに表情がかわってくる」 と。
母も良く収集していました。
今度は、ゆっくり、自分のを買いに行きたい。