頸椎枕が原因か?左半身に痛みが広がり悪化しました

「最初は、右腕のしびれで悩んでいて、頸椎枕を試したら、右腕は消えて左に出るようになって。」

「左首の付け根の痛み、左腕の痛み、左股関節の痛み、左アゴもガギガギ鳴りだし、全部2ヶ月続いています。」

「一気に左半身に広がって、アヒル足や胡坐も辛いです。」

 

整形外科で首は異常なくご来院。50代女性。

 

頸椎枕?睡眠の間ずっと使っちゃったらしいです。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技をかけていきます。

 

痛点の要因リレーションをとっていくと、首からの影響が反応します。

枕による物理ストレスでしょう。

首の状態と痛点との連動性は現時点では無し。

 

痛む部位をテーマにしたマスキング解除とストレス系の緊張解除。

アゴの関節円盤以外の箇所はほとんどがその繰り返しになりました。

確認で、

 

「座れます!」

「痛みは残りますけど、アヒル足で腰を浮かさなくてよいです。」

「左首の付け根はまだ残りますけど、アゴは楽になりました。」

 

再調整を繰り返し、股関節の痛みは10分の1、首の付け根は違和感レベル、腕は楽になり終了。

 

(2回目 3日後)

「アゴは音がしません。左肘に痛みが残っているのと、股関節と首の付け根に少し痛みが残っています。」

「でも、座るのは問題ないですよ。」

「全体として楽になりました。」

 

今度は、大量のマスキングだけでなく冷えの反応も出てきました。

最終、左股関節の違和感と左首付け根の違和感は残ってしまいました。

 

(3回目 2週間後)

「左首と左股関節の違和感は残ったままです。」

「左腕の痛みが違う場所に出てきました。」

 

今回は、痛みの記憶にからんだ緊張層が何度も反応してきました。

すっきりしないのはこのせいでしょう。

ただ、マスキングは少なく、お体の状態は、基本的には問題ない状態になってきています。

解除を繰り返して、

 

「あ、どっちも抜けました。違和感ないです。」

よかった。

 

私は、整体の範疇の不調に、頸椎枕は必要無いものと考えています。

 

首は敏感な箇所ですから、無理な負荷がかからないことが大切です。

睡眠時は、動きますから気を付けましょう。

 

 

頸椎枕をする前の右腕の痛みは、2回目に出てきた冷えの緊張層の影響が強いと思います。

痛みが出ている箇所以外の影響で出ているものなので、何かイベントが入ると、違う箇所に影響が移り、痛む箇所が変わるということは良くあることです。

 

今回、医療の検査では首に異常がなかった。

不調が出た時はお医者様の検査を第一として、器具の使用も相談しながら行ったほうが良いと思いますよ。

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岡山市 自律神経に着目した整体院 ほぐし庵

完全無痛の技術

技術的特徴
●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
●緊張の開放を促す技術
この2つが一体化していることが特徴。
緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
  病院の検査で異常無い全身のお辛さが対象範囲です。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。