左奥歯が噛んでも着かない。顎に強い痛みもあります。
「一週間前に、左アゴが痛くて開かない状態になりました。」
「無理やり開けたら開いたのですが、痛くて少ししか開かない。」
「昨日からは、噛んでも左奥歯が着かなくなっちゃってるんです。」
40代女性。
一ヶ月前には肩に強いコリが出て、アゴに痛みが出てからは、肩はなんともなくなった。
動いていただくと、肩も腰もおつらさは無く、顎のみに不調が出ている。
整体要因リレーションのチェック:
- ストレスによる内部緊張との連動 30%
- ストレス系緊張の蓄積 20%
- 股関節の緊張からの影響 20%
- 肩の緊張からの影響 20%
- 背中の緊張からの影響 10%
ストレス痛ですね。
緊張の蓄積バランスから、アゴの捻じれ・噛みあわせ不具合が出ている可能性があります。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
相対解除の間接手法を使って、内部の緊張、部位間の連動を解放。
中間確認をしながら進めていきますが、蓄積している緊張層がとても多いケースです。
最終、左奥歯は着いたり着かなかったりするところまで狭まる。
痛みは、開口時は10分の5、閉口時は10分の6まで弱まって終了。
(2回目 4日後)
「噛んだ時の奥歯の隙間は、帰ったら戻ってしまいました。」
「痛みは、噛むと痛みます。」
「口を開ける時の痛みは無くなってきました。」
開口は少しアップしています。
術後は、
- 噛んだ時の奥歯の隙間は残る
- 噛む時の痛み無し
- 開口量はまだ課題有
状態で終了。
(3回目 8日後)
「あの後、家に帰って奥歯が着いてきました。」
「今は噛むと奥歯は着いています。」
「噛むときの痛みは時々出るだけになり、出ても弱まっています。」
だいぶ治まってきて元気さを感じます。
開口はアップして、術前で気にならない状態になっています。
この施術で大丈夫でしょう。一区切りになります。
【噛みあわせと整体の関係】
自律神経の乱れからくる緊張層の蓄積。
施術実績から、この蓄積現象により整体的不調が起きていることがわかっております。
医療で異常なしのアゴの痛みや噛みあわせの問題。
『痛み』 は、緊張の蓄積の量が増えることで起きています。
一般的に、アゴだけに蓄積が起きているわけではありません。
カラダ全体に緊張層が付帯していて、
- 蓄積の比重がアゴに偏ってしまっている
- 部位間の連動現象によって結果的にアゴに辛さが出ている
この様に考えていただけたら良いかと思います。
『噛みあわせ』 は、今回の場合、上記の緊張バランスの左右差がアゴに向けて発散されることで起きていた現象でした。
顎関節症はアゴだけの問題ではない事が今までの実績からもわかっております。
歯科治療で噛みあわせの微調整をおこなわれる方は、その前に、自律神経に着目した整体で全身のバランスを取っておくと、より良い効果を得られると思います。
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完全無痛の技術
- 技術的特徴
- ●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
- ●緊張の開放を促す技術
- この2つが一体化していることが特徴。
- 緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。