車酔いのような胸の気持ち悪さ・動悸・頭痛が季節の変わり目に出ます 18歳女性
季節の変わり目とか、広いスパンで繰り返し現れる不調に悩む方がおられます。
今回は、不定愁訴的お辛さ。
施術で症状は消えていきましたが、普段の生活習慣改善とメンテナンス施術で、季節の変わり目に繰り返さないようにフォローしていきます。
車酔いのような胸の気持ち悪さ・動悸・頭痛が季節の変わり目に出ます 18歳女性
「小4の時、めまいで立てなくなることが2週間くらいあって、病院では異常ありませんでした。」
「それ以来、年に2回、季節の変わり目になると。」
「起き上がったり動いたりで、車酔いのような気持ち悪さや、ドキドキする動悸と頭痛がでるようにりました。」
「一旦出ると、一週間は学校休んでしまう。」
18歳女性。
起き上がったり動いたりで出るらしく、今は、しばらく座っている状態なので、車酔いのような気持ち悪さのみが強く出ている状態。
施術経過
初回施術
整体チェック法でチェックしながら、反応する不要な緊張層の解放を促していきます。
整体チェック法でみた不調との連動部位。
車酔い的気持ち悪さ:
- 冷えからの内部緊張との連動 20%
- ストレスが直で関わる 20%
- 脚部の緊張との連動 60%
動悸:
- 冷えからの内部緊張との連動 20%
- ストレスが直で関わる 50%
- 脚部の緊張との連動 30%
頭痛:
- 冷えからの内部緊張との連動 20%
- ストレスが直で関わる 20%
- 脚部の緊張との連動 60%
自然な解放を妨げている緊張層のチェック。
小4から始めたダンスの関連が整体チェック法に反応してきました。
それに紐付く古い緊張の解放を促します。
途中、ストレス系緊張もたくさん反応してきます。
解放を促し確認。
「胸の気持ち悪さ消えています。」
蓄積がカラダの許容範囲に入ってきました。
さらに、出ていない不調とのリレーションチェックと、全身の残緊張チェックをおこない終了。
「すっきりしています。」
「大丈夫です。」
温度差やストレスによる自律神経の乱れを日々リセットするために、冷え取りの最適条件をお伝えして終了。
2回目施術(4日後)
「車酔いのような辛さは、あれから出なくなりました。」
「動悸も、あの後出ていません。」
「電車や自転車に乗っている時に、右コメカミに頭痛が起きることがあります。出てもすぐ消える頭痛です。」
3回目施術(22日後)
「特に何も無いです。」
「頭痛もあれから発生していないです。」
今の様な、緊張の蓄積の少ない状態を維持できれば、次の季節の変わり目は症状が出なくなると思われます。
徐々に間隔を開けながらのメンテナンス施術と、既にお伝えしている習慣改善を続けて負のサイクルから抜け出します。
整体所感
自律神経が乱れることによって筋肉や内臓系に緊張が入ります。
それが蓄積して許容範囲を超えると痛みなど不調になります。
(病院で異常が無いことが前提ですが、整体の範疇の不調すべてに緊張の蓄積は関わっています。)
逆に、これらの緊張の解放を促していけば、その場で不調は改善の方向に変化します。

緊張の蓄積は、その大半は古い過去の緊張であることが多く、何らかの理由により自然な解放が進んでいないだけの状態なのです。
したがって、解放を促すきっかけ(技)を入れれば、その場で、カラダ(脳)が緊張を一つづつ解放してくれます。
小4のダンスを始めた頃の時系列と脚部の緊張が紐付いていた
マスキング現象と呼んでいますが、小4で始めたダンスの何かがきっかけとなって、脚部に滞りが起きやすくなっていたと、施術経緯からわかります。
カラダ全体で筋膜を通じた連動現象(引き合いの現象)が起きますが、頭痛・動悸・気持ち悪さの不調が、それぞれ大きな割合で脚部の緊張と連動していたため、許容範囲という意味で常にカラダに余裕が無い状況になっていたと思われます。
季節の変わり目には、自律神経が乱れることが多いです。
したがって、新たにカラダに付帯する緊張が増える傾向にあるので、変わり目のタイミングで許容範囲を超えて不調につながりやすかったと考えられます。
不調を繰り返さないカラダに変わるために
病院で異常が無いことが前提ですが、カラダに溜まる緊張が少ない状態を維持できれば不調は出にくくなります。
施術だけでなく、普段の生活も自律神経の乱れに着目して、入ってくる緊張を減らす努力が大切になります。当院では、そのアドバイスにも力を入れています。
岡山市の整体院ほぐし庵
完全無痛の技術
- 技術的特徴
- ●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
- ●緊張の開放を促す技術
- この2つが一体化していることが特徴。
- 緊張の開放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。