頭痛と吐き気と喉の痛みが2週間以上続くが病院では異常無し
お客様であるお母様からのお電話で、
「子供が頭痛と吐き気と喉の痛みで...。」
?
「2週間以上続いていてストレスが原因だと思うんです。」
この様な症状で整体を思い浮かべてくださる方は少ないと思います。
お母様のご紹介。10代女性。
きっかけは風邪だったらしいです。
しかし、お医者様にもかかり、本来治ってもいい時期になっても治らない。そして、痛み止めなど薬も効かないことからお母様がストレスではないかと判断された。
どこまで変化するでしょうか。
整体チェック法で整体要因リレーションのチェック:
(頭痛)
- ストレスが直にかかる影響 60%
- 肩首の緊張との連動 40%
(吐き気)
- ストレスが直にかかる影響 50%
- 内部の緊張との連動 20%
- 全身にわたる緊張との連動 20%
(喉の痛み)
- ストレスが直にかかる影響 50%
- 脚部の緊張との連動 30%
- 肩の緊張との連動 20%
ご自覚されているストレスは、一ヶ月ほど前にあったらしいです。
整体チェック法でチェックしながら、相対解除の間接手法を使って、緊張の蓄積や連動現象を解放して行きます。
ストレスマスキングが反応してきます。
内容は、ヒアリングで教えていただいていた一ヶ月前の内容で反応します。
マスキングを軸に紐付く緊張を解放させて確認。
「頭痛は減ってきました。」
唾を飲んでみていただいて、
「喉も最初より減っています。」
「吐き気は変わっていない。」
再調整します。
まだマスキングが反応してストレス系の緊張がたくさん反応してきます。
しかし、確認のたびにお辛さは減っていきました。
最終、頭痛は完全に消えて、喉と胸の気持ち悪さはだいたい抜けた状態で終了。
技を入れた箇所の説明と冷え取りの個人毎の最適値をお伝えしました。
(2回目 2日後)
「だいぶ治りました。ありがとうございます。」
よかった。
頭痛は消えていますか?
「3レベルの出方です。」
吐き気は?
「6レベルです。」
喉の痛みは?
「6レベルです。」
まだお辛さが残った状態で喜んでいただけている。最初の辛さがそうとうだったのでしょう。
同様の施術で、今回は喉の痛みが少し残って終了。
(3回目 一週間後)
「頭痛は出なくなりました。」
「喉も痛くないです。」
「吐き気は2レベルの出方ででています。」
よかった。順調に減っています。
同様の施術でお辛さ無い状態で終了。
この後は間隔を開けていけると思います。
【風邪様な症状が続いてしまうケース】
声楽の先生の施術で喉の風邪様な症状を訴えられることが良くあります。
風邪ではないのでその場で取れていくことが多いです。
それらの経験などから、
- 普段よく使っている箇所
- なにかきっかけがあった箇所
などに緊張がかかわりやすい傾向があると感じています。
緊張とは、ストレスなどで自律神経が乱れてカラダに入る緊張のことです。
カラダ側から考えればどこにかけてもよいところを上記がかけるきっかけになっているのだろうと施術から感じます。
今回のケースは、実際に風邪になってそれがきっかけになっていた。
風邪は治っているけど、入ってくる緊張の蓄積がその症状に連動してしまって、いつまでも風邪の症状だけが続いてしまった。
つまり、実際の要因は一ヶ月前にあった大きなストレスということになります。
その解決次第ではまたカラダに緊張が溜まってくる場合がありますから、ストレス自体への対策も大切になってくると思われます。
3回目の施術から6ヶ月後にお母さまがご来院。
娘さんは今も調子良いことを伺えました。