小1からの頭痛・中2からのめまい・1年前から顎関節症
顎関節症、めまい、頭痛など複合的に不定愁訴も絡んでお辛さが出ているケースは良くあります。
それらは、いづれも体全体に溜まった緊張の影響で起きているもので、「顎関節症だからめまいがでている。」みたいな単純な因果関係では無いことを施術を通じて感じるところです。
毎日の頭痛とめまいで学校を休むことも 19歳女性
初回から2回目までの開口の変化を動画にまとめました↓
お身体の状態
「頭痛が小学1年からほぼ毎日出ています。」
「何度か頭痛で入院もしたことありますが、MRIなど検査で異常がでないんです。」
「めまいは中二くらいから出るようになって、朝が多くて、立っているのが辛くなります。」
「顎関節症は一年前からで、両アゴの痛みと口の開きにくさがあります。」
19歳女性。
学校を早退して、お客様であるお母様とご来院。
頭痛は痛みの位置が移動するらしく、今日は目の奥に出ています。
めまいも今出ている状態。
肩こりは両肩に出ています。
改善経過
初回施術
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
反応してくる緊張層を順序良く解放していきます。
整体チェック法で要因リレーションの確認=技をかけたポイント
(頭痛)
- ストレスがかかわる緊張 60%
- 肩甲骨の緊張との連動 20%
- 股関節の緊張との連動 20%
(めまい)
- 温度差よる内部の緊張との連動 40%
- ストレスがかかわる緊張 20%
- 太ももの緊張との連動 20%
- 肩の緊張との連動 15%
(アゴの痛み)
- 全身に渡る緊張との連動 100%
全身に渡る緊張は温度差ストレスと心的ストレス双方のかかわりがあります。
解放していくと、意外と緊張の量は少ないです。
確認で、
「めまいが楽になっています。」
「目の奥すっきりしています。」
「アゴの痛み無い。」
「めっちゃ軽いです。」
お辛さ無くなり終了。
2回目 一週間後
「なんか?頭痛が出ていないんです!」
「めまいも無いんです。」
「頭が違和感もなくてすっきりしています。」
「アゴは2日後に痛みが出てきて、肩こりも出てきました。」
「でも、肩こりは引いていきました。」
動きの確認で首にコリがでていましたが、同様の施術でアゴも首も楽になり終了。
全身に渡る緊張は温度差ストレスと心的ストレス双方のかかわりがあります。
整体所感
ご来院前の発生頻度からこの度の経過を考えると、頭痛とめまいについてはこの施術で区切りになる可能性があると感じています。
今回の頭痛のように痛みの位置が良く移動する現象は、ストレスがかかわっている方によく見られます。
小学生からほぼ毎日発症していて、施術後、普段通りの環境に戻っても次のご来院までの一週間頭痛が全く出なかったということは、蓄積の古い緊張層とのかかわりが深かったのかもしれません。
施術経緯から、ベースとしては温度差による自律神経も乱れによる緊張が多く、これが体の余裕を無くしていたと思われ、根本対策のポイントになります。
顎関節症は3週間後くらいにもう一度施術が必要ですが、
根本対策として、冷え(温度差)対策などを習慣にしておくと、めまいも頭痛も顎関節症も繰り返しにくくなるでしょう。
冷え取りは個人毎の最適条件がありますから、それに気を付けることも大切です。
追記:2017/06/24
本日、息子さんの不調でお母様とご来院。
お母様が、「娘はあれから本当になんとも無くなったんですよ。」
頭痛もめまいもまだ出ていないみたいです。
よかったです。