ストレスからの腰痛

「腰痛の出始めは3週間前です。」

「整骨院で何度か揉んでもらって、教えてもらったストレッチを毎日続けていました。」

「4日前に車にたくさん乗って、映画を見ている時にすごく痛くなって。」

「映画の後、ストレッチしたのですが、痛くて足が伸ばせなくなって、車の乗り降りも慎重に動かないといけない状態です。」

 

30代男性。

 

頭を下げただけで腰に響きます。

痛くて前屈ができない。

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

防御反応が強い。

そして、冷えからのカラダ内部の緊張。

ストレス系も強く反応します。

マスキングに合わせて解除して確認。

 

「頭を下げても痛くないです。」

「前屈は最初より曲がってきました。でも、まだ痛い!」

 

再チェックではストレス系が再度反応します。

想定解除で、

「まだ痛いです。」

 

まだストレス系が反応します。

特定しないと解除しにくい緊張なのでしょう。

 

責任感的なストレスを中心にヒアリングしながら痛みとの関連を相対解除していきます。

数点解除して確認。

 

「あ、範囲が狭くなっています。」

「ストレスで痛みが出るんですね。」

 

同様に残りを解除して、

「うん。なんか楽になってきている。」

 

前屈角度もずいぶん変わってきました。

最終、痛みが10分の1くらいになったところで終了。

 

今回、防御反応も強く出ていました。

 

元々は、冷えからの緊張とストレスからの緊張で腰痛になった。

→根本対策をしないから、痛みが引かない

→車の運転でストレスが増えて強まった

→痛い箇所を伸ばすストレッチをおこなった

→カラダの防御反応が強く出て曲げられない状態になった。

 

痛くて硬くなっている箇所。

これは、自分の脳(潜在脳)が理由があっておこなっていることです。

その箇所を無理に伸ばすと、脳にとっては目的に反するため、さらに強い緊張をその箇所に入れてくる場合があります。

これを防御反応とよんでいます。

 

痛い箇所は、揉んだり叩いたり伸ばしたりせずに、本来の要因に対してアプローチすることが大切です。