あこがれ

口が指2本分しか開かない、それ以上開けるとガクンといって痛みが走る。

噛んだときの痛みも強い、そして、右側の頭部から肩にかけての帯状の痛み、

頭痛、首の前面と背面の痛み、鎖骨周辺の辛さと指先の違和感、胸郭出口症候群と診断され治療もおこなっている40代女性。

アゴの痛みはカラダの緊張の影響を受けて結果的に出ているもの。

肩や首の緊張を取って、それが出にくい状態にもっていかないとすぐ再発します。

アゴの痛みはすぐ取れるケースは多いが、今回は時間がかかりそうだ。

一回目

緊張と痛みが酷いので、転嫁法と三軸、基本手技を使って、肩から上の緊張と痛みを取る、開口は指2.5本分まで持っていけた。

二回目

頭痛は楽になるが、肩から上のつらさやアゴの痛みは再発していた。

開口は、施術前、指2.2本分→施術後、指2.9本分。

三回目

食事の時、噛めなかったのが噛める。右頭部から肩にかけての帯状のつらさは半分になった。

開口は指2.5本分→指2.9本分。

四回目

頭部の緊張や痛みが減ってきている。首周辺は再発しているが、肩口の痛みなど新たなポイントを言われることから、痛みの度合いが軽減してきているのがわかる。

開口は指2.7本分→指2.9本分。

五回目(今日)

首の前後のつらさから始まるらしく、今回も再発しているが、鎖骨周辺のつらさや指先の違和感は無くなり、アゴの痛みも軽減。

全体としてかなり落ち着いてきた。

施術時間も短くなった。

毎回、痛みを10段階で1以下のレベルにして終了しているが、”施術” が ”治癒力” を超えることは無いということを強く感じる。

「では、次回は...」

「年末まで、あと2回は受けさせてください。」

?! (落ち着いてきたから、一週間以上の間隔にしようと考えていたのですが...)

「お正月の海外旅行、できるだけ楽な状態で行きたいんです。」

「もちろんOKです。」

海のきれいな、憧れの地。

いいなあ。

顎関節症

Posted by 院長