吐き気と頭痛で学校に行けない
「3日前から吐き気が始まって、病院の薬で弱まるけど改善はしません。」
「頭痛もおでこに出ていてズキズキします。」
高校1年生 男子。
気持ち悪くて学校には行けていない状態。
病院では特に異常無く吐き気止めを処方された。
吐き気は日の中でムラがあり夕方はましになる。
動いていただくと、肩と首がかなりこっています。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
整体要因リレーション:吐き気
- 冷えによる内部の緊張との連動 40%
- ストレスの影響 20%
- 肩の緊張からの影響 20%
- 股関節の緊張からの影響 15%
頭痛も同様ですが、股関節の代わりに首からの影響がかかわっています。
内部の緊張は冷え(体内の温度差)で起きています。
相対解除の間接手法で内部の緊張を解放。
マスキング絡みで反応するストレス系の緊張も解放させて確認。
「頭痛は少しおさまりました。」
「吐き気も減っています。」
「左の肩と首の下にまだコリが残っています。」
再チェックを行うと、まだ随所にストレス系の緊張反応が出てきます。
解放させてバランス調整して確認。
「吐き気無くなりました。」
「肩こりも無くなりました。」
「頭痛はわずかに残っています。」
再調整で、頭痛も消えて終了。
自律神経の乱れでおきる緊張は、筋肉だけでなく体内の様々な部位に起こります。
緊張が解放されずに蓄積されていくと、様々な形の不調として現われてきます。
【自律神経が乱れる主原因】
- 体内の温度差
- ストレス
体内の温度差は寒い時期より、春から夏にかけてのほうが起きやすいので注意が必要です。
- 冷たいものの摂取
- 湯船に浸からない
- 冷房で末端が冷える
これらが代表的なところです。
病院の検査で異常なしの吐き気。
今、20代女性も同様の不調で来られています。
この時期は特に自律神経の乱れに注意要です。