3週間前から左顎に痛みが出てきました。バキッと鳴るのは20年前からです
「20年前から口を開けるとバキッというようになって、口腔外科に行きましたが、改善なくそのままにしていました。」
「今回は3週間前から、左アゴに痛みが出るようになったんです。」
30代女性。
(動画は公開の許可をいただけた場合のみの公開になります。)
初回施術前
下アゴが斜め左に引き寄せられています。左顎関節に痛み。
そんなにひどくないケースでしょう。
「これ以上開けるとバキッとなります。」
関節円盤がずれているために斜めになるし、円盤が引っかかって外れる時にバキッとなるわけで、20年前からこの歪みはあったと思われます。
では、痛みの原因はなんでしょうか?
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
冷えからくる下腹部内部の緊張が反応。
この緊張の影響がアゴまで上がって痛みやズレに影響しているみたいです。
解除して確認。
開口が少し真っ直ぐになってきました。
最大まで開けてみてください。
「痛みが減って、左に引っかかりがあります。」
引っかかりは関節円盤のズレにより感じるものです。
チェックで、マスキングが反応さらに下腹部の緊張が反応してきます。
再調整と確認を繰り返して、
「引っかかりがなくなりました。」
ガムを噛んでいただいて、噛んだ時の痛みも無くなり終了。
初回施術後
術前より真っ直ぐバランスよく開くようになりました。
痛みと、20年前からのバキッも無くなっています。
今回は、冷えによる下腹部緊張の影響が積もり積もって起きていました。
アゴ周辺に緊張が連動し、そのアンバランスから顎関節の関節円盤がズレていきます。
ズレただけであれば、引っかかりやバキッという異音で済むところですが、緊張が増してくることで痛みを発する場合があるわけです。
下腹部の緊張との連動に相対解除の手法で緊張消去を繰り返すことで、その場で改善の方向に変化していきました。
元々、カラダには元の状態に戻す力があります。
戻す力を邪魔している要因に的確にアプローチするだけで、アゴに力で矯正を加えなくても関節円盤は動くわけです。
(2回目 1週間後)
「ガムを噛むとだるい感じはありましたが、痛みはなくて、良く開くようになりました。」
2回目施術前
施術前の開口です。
大丈夫ですね。
あとは、冷え取りで予防をしていただくと再発は無いと思います。
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- ●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
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