頭がボーッとして、めまいも出ます。舌の痺れも出てきました。
「2週間前から、朝の頭痛がよくあって、今は頭がボーッとしています。」
「頭痛と連動してめまいもします。」
「腰が1ヶ月まえから痛くて、顎関節症は13歳からあります。」
「3日前からは、舌の奥の痺れもでてきました。」
10代後半、女性。
彼氏と兵庫県からご来院。
朝の頭痛と頭がボーッとする感じは良くある冷えのケースでしょう。
顎関節症は開口は十分で、カラダの影響でアゴに違和感が出ているだけの感じ。
腰も酷くはなさそうです。
舌の痺れ?これは初めてのケースです。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
お辛さのリレーションチェックをチェックすると、冷えからの下腹部内部の緊張にすべてつながります。
マスキングもたくさん反応してきます。
相対解除の手法で緊張消去を繰り返して確認。
「腰の痛む位置が変わりました。」
「舌の奥のしびれは少なくなってきました。」
「頭はまだボーッとします。」
「アゴの違和感はましになっています。」
再チェックを行います。
まだ、マスキングが隠れていました。
舌のしびれは冷えだけでなく腰椎の不調和が反応してきました。
解除して確認。
「あ、腰になにもない。楽。」
「頭も消えました。」
「舌の奥のしびれも消えています。」
「あ、アゴはさらに違和感が消えました。」
全身楽になっていただけたので終了。
今、消えているということは、冷え取りを習慣にしていただけるとお辛さが出にくくなると思います。
冷え障害って、様々な形で表面化してきますね。
冷えの自覚は無いとのことですが、整体での冷え障害は体内の温度差によって起こる現象と考えられています。
だから、自覚のない方がほとんどです。
温度差で考えると、
春から夏にかけて起きやすいし、意外とスポーツをされている方に酷い冷え障害を持っている方が多いです。
炎天下で働いてられる方がぎっくり腰などで来られるのも夏が多い。
共通項は、キンキンに冷やした飲み物を飲みながら仕事をされていたこと。
温度差に気を付けましょう。