受験ストレス?アゴが痛くて噛めない

「2日前からですけど、噛んだ時に痛みが出るようになって、噛めない状態です。」

「口を開けるときも痛みます。」

「肩甲骨の間と首も常にコリがあります。」

 

高校3年生、男子。

 

開口していただくと、顎関節の関節円盤がズレていて左右の動きに差があります。

開口も少ないです。

しかし、ズレ幅はさほどではない感じで、痛みは他の要因からきていると推測できます。

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

整体要因リレーション:

  • 筋骨格系 15%
  • 冷えとストレスによる内部の緊張との連動 60%
  • ストレスの直接的影響 20%

と、チェック法では反応が出ます。

 

整体チェック法が反応する順序に合わせて、相対解除の手法で緊張を解放させて確認。

 

「肩甲骨消えました。首の下に少し残ります。」

「アゴの痛みも減ってきました。」

 

再調整で、

「首も消えました。」

「アゴはさっきより楽ですがまだ痛いです。」

 

ストレスの影響が直接アゴにかかっていて、それが残った形になっています。

『これをしなければならない』 とか、『やると決めていたけどできていない』 みたいな責任感的な意識は自律神経が乱れやすく、ストレス系緊張の元になりやすいです。

 

受験生なのでいっぱいあると思いますが、ヒアリングとチェック法の反応を元に痛点関連解除の手法をかけて確認。

「痛みがさらに減りました。」

 

口が大きく開いてきました。

ガムを噛む確認をします。

 

「まだ痛みは残りますけど、噛めます。」

「朝は噛めなかったから。」

 

痛みは3分の1ほど残りますが、現在進行形のストレスからきているので、現時点では0に持っていくことはできません。

冷え取りの最適条件をお伝えして終了しました。

 

今回、かけた技の経緯から、

『冷え』 + 『ストレス』で自律神経が乱れて起きた緊張がカラダに溜まり、『自分自身の容量』を超えてアゴの痛みとして出ていました。

 

足湯や半身浴などの冷え取りは、

  • 冷えからくるカラダ内部の緊張を新たに生みにくくする
  • 自律神経の安定効果がある

この様な効果があります。

 

整体だけでなく、冷え取りを行うことで自分自身の容量に余裕ができてきます。

すると、ストレス要因の量自体は減らなくても、痛みとして表面化しにくくなるわけです。

 

(2回目 5日後)

「アゴ、だいぶ良くなりました。」

「少し痛みと引っかかりがありますが、前回終わった後より落ち着いています。」

 

前回同様の施術を行い確認。

 

「痛み大丈夫です。」

「少し引っかかりがあります。」

ガムを噛んでいただきます。

「痛み大丈夫です。」

 

再調整で、

「引っかかり大丈夫です。」

 

この後は、メンテナンス間隔に持って行けると思います。

お勉強と冷え取りがんばってください。

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岡山市 自律神経に着目した整体院 ほぐし庵

完全無痛の技術

技術的特徴
●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
●緊張の開放を促す技術
この2つが一体化していることが特徴。
緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
  病院の検査で異常無い全身のお辛さが対象範囲です。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。