急に二の腕にぴんと張る様な痛みが出て右腕が上がらなくなりました
過去の事故や手術などの影響は後々に影響してくることがあります。
当時の残緊張がカラダに残ってしまっている場合です。
過去からの緊張の蓄積がカラダの許容範囲を超えると、特に特別なことをしていないタイミングでも整体的不調として出てしまう場合があります。
今回は右腕の四十肩様な痛みと可動障害です。
急に二の腕にぴんと張る様な痛みが出て右腕が上がらなくなりました 40代男性
「4ヶ月前に、急に右の二の腕にぴんと張るような激痛が出て病院に行きました。」
「炎症だろうと注射を2本打ってもらったら激痛は治まったのですが、動かしたら痛いし腕は上がらないままなんです。」
「耳の手術を一ヶ月前にしたのですが、それからは何故かじっとしていても痛い状態になって、寝ているときに痛みで目が覚めることがあります。」
ご紹介でご来院。40代男性。

注射以外では週一回のリハビリを行われていました。
整体要因リレーション
整体チェック法でみた不調との連動部位。
肩から二の腕の痛み:
- 冷えからの内部緊張との連動 40%
- 左肩甲骨の緊張との連動 20%
- 首の緊張との連動 20%
- 太ももの緊張との連動 20%
マスキング層として左耳の手術入院、注射、リハビリが反応しています。
施術経過
許可をいただけたので、施術経過をYouTubeでまとめました。↓
初回施術
整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を相対解除の間接手法で順序よく解いていきます。
緊張連動の解放、刺激に対する防御反応やマスキング層に紐付く奥の残緊張を解放して、チェック法の反応が落ち着いたところで中間確認。
「あ。上がりましたね。」
すんなり変化してきています。
再調整を3回ほどおこない、
最終は、痛みが最初10に対して4レベル残る状態で終了。
ベースには冷え(体内の温度差)の影響があるので、冷え取りの個人ごとの最適値をお伝えして終了。
2回目(前回から7日後)
「日中の痛みがだいぶ軽減しました。」
「でも、寝ているときは痛みがまだあります。前を10としたら7くらいの痛みです。」
「リハビリは中断しています。」
可動域については上部に貼っている動画をご参照ください。
施術で、挙上の痛みが1以下になりました。しかし、後ろに手を組むのがはまだ辛い状態で終了。
この日は、過去2回あった20代の事故の古い残緊張が反応してきました。
3回目(前回から13日後)
「普通にしとれば痛くない。」
「腕を曲げて動かすと痛みが関節に出ます。」
「寝ているときは、同じく腕を曲げて寝ているときだけ痛みが出ますが、そうでなければ問題なくなっています。」
「以前は嫁が、うなされとったよ。って教えてくれるくらいでした。」
だいぶ落ち着いてきましたね。
よかった。
この施術で区切りになると思います。
施術では、痛みなくなり、後ろ側にも腕が回しやすくなりました。
整体所感
過去に事故や怪我や手術などいつも以上にカラダに緊張が入る状況があると、広い範囲で緊張が覆い、その奥の緊張が自然に抜けにくい状況が発生する場合があります。
抜けにくくなった緊張を残緊張と呼んでいますが、それらが溜まってくると、カラダに余裕が無くなって、ちょっとしたことでお辛さが出やすい状態になったり、余裕が無い状況での大きめのストレスは激痛レベルの痛みとして出る場合があると実績から感じています。
病院で異常が無ければ、残緊張を解放する技術で変化していきますが、逆に引っ張ったり揉んだりをするとカラダの防御反応がかかわって悪化する場合があるので注意が必要です。
不調発生のメカニズム(緊張の蓄積現象)についての詳細は、
をご参照ください。
岡山市の整体院ほぐし庵
完全無痛の技術
- 技術的特徴
- ●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
- ●緊張の開放を促す技術
- この2つが一体化していることが特徴。
- 緊張の開放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。