激しい腰痛で座れなくなった 14歳女子
「あれ?違和感。なんだろ?」
「あ!だんだん痛くなってきた!?」
このような感じで、ズンズンと急に強い腰痛になってしまうこと。
私も経験がありますが、結構、ヒアリングでも伺うことがあります。
病院で異常が無ければ、ストレスが大きくかかわっていることが多いです。
激しい腰痛で座れなくなった 14歳女子
「腰が痛くて座れないです。」
立っているほうが楽な状態。
「学校で掃除していたら、だんだん痛みが強まってきて、座れなくなった。」
14歳女子。
常連様で、時々、ストレスからの首肩痛でご来院いただいています。
しかし、今回のような強い腰痛でのご来院は初めてです。
動きの確認では、前屈も後屈も痛くて曲げられない。
施術経過
初回施術
横にはなれそうなので、うつ伏せで施術を行います。
整体チェック法ではストレス系の緊張が様々な箇所から反応しています。
整体チェック法で反応する箇所の緊張に対して、自然な解放を促していきます。
ある程度、緊張が解放できたところで、起き上がろうとしていただくと、
「痛い!」
さらに、緊張の解放と確認を繰り返します。
痛みの位置が移動したりしますが、痛みが消えるまではいかない。
起き上がるときの腰への負荷が大きいと思われるので、ごろんと仰向けになっていただき施術を続けます。
さらに緊張の蓄積の解放を促し、今度は、座れるかどうかの確認をします。
お母様に補助をお願いして椅子へ。
なんとか座れるようになっています。
しかし、座った状態で上半身は曲げられない、動かせない状態。
座ったまま、緊張の解放の技を続け、座った状態で上半身を曲げていただく確認を行います。
緊張の蓄積の解放に比例して、徐々に前に曲げられるようになってきました。
今度は立つ動作で痛みが出ないかの確認。
「ここが痛い。」
再調整で、
「今度は大丈夫。」
まだまだ、からだが自由にはなっていませんが、最初できなかった座る動作と腰の可動域が改善したので終了。
2回目(前回から2ヶ月後)
「今日は、右肩が痛いです。」
「前にかがむときに、少し腰が痛みます。」
腰は、あの後、激しい痛みからは解放されて、今出ているような軽い痛みが残って今に至るみたいです。
それで、2ヶ月も間隔が開いたみたいです。
経過順調でよかったです。
肩首は、いつものコリの強いもので、簡単に消えて終了できました。
整体所感
温度差ストレスによる緊張は、徐々に溜まってくることが多いですが、心的ストレスに関しては、一気に不調として現れてくる場合があることが、施術を通じてわかっています。
「病院で異常ないのになんでだろう?」
と、お客様は不安になりますが、結果を出せた後に、そのストレス事象が意外なものだったりして、
「このストレス事象で、ここまでの痛みになるんだなあ。」
と、メンタルの影響の不思議さを感じたりします。
ストレスによるダイレクトな痛みは、様々な箇所に出ます。
傾向として多い箇所は、尾骨(尾てい骨)、仙骨、歯とかに出やすいです。
ストレス事象としては、感情の抑圧、責任感などが強く影響しやすい傾向があります。
施術で体にある程度余裕を作っていても、ストレスの内容によっては、体の許容範囲を一気に超える場合があるので注意が必要です。
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完全無痛の技術
- 技術的特徴
- ●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
- ●緊張の開放を促す技術
- この2つが一体化していることが特徴。
- 緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。