耳のつまり感と右半身の辛さ
「3年前に突発性難聴になって、聴力は戻っているって言われるんですけど、右耳がずっと詰まった感じなんです。」
「右側の頭から首から背中まで辛くて、それも3年前からです。」
「だんだん酷くなってて。」
30代男性。
大学病院で異常無く、アジャスト系カイロプラクティック、鍼で変化なくご来院。
顎関節症などでよく見られる緊張と似ていますがどうでしょうか。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技をかけていきます。
まず、要因チェックを耳の詰まりから始めます。
意外にも外部要因だけが反応します。
右半身上部の緊張も外部要因が反応しています。
外部要因の入る箇所をサーチしていくと耳が反応。
めがね?いや。
職場で騒音とかありますか?
「はい。耳栓をして仕事していますけど。」
これかもしれません。
緊張の種類はストレス系。カラダ内部との緊張の連動はありません。
緊張消去法をかけて確認。
「耳のつまりが取れています。」
「肩の状態も変わっている。でも、まだ重いし、首がきつい。」
再チェックでマスキングが反応してきました。
これが治癒力を妨げている一つの要因でしょう。
解除して確認。
「重さが無くなってきました。」
「まだ、首がつっぱります。」
バランスが反応するので、バランス調整をして確認。
「明らかに変わった。どこに行っても変わらんかったのに。」
「耳も良く聞こえる。」
今日の施術は完了です。でも、騒音が原因であれば、仕事に戻ると...。
「実は来月から違う会社なんです。今の会社は有給消化にしていますから。」
「次の会社までに治してしまいたいと思って岡山まで来ました。」
よかった。
なら、この一回の施術で大丈夫だと思います。
音のストレスの影響は何点か施術していますが、こんな出かたもあるんですね。
今回はシンプルで簡単なケースでした。