耳のつまり感と右半身の辛さ

2015年11月16日

「3年前に突発性難聴になって、聴力は戻っているって言われるんですけど、右耳がずっと詰まった感じなんです。」

「右側の頭から首から背中まで辛くて、それも3年前からです。」

「だんだん酷くなってて。」

 

30代男性。

 

大学病院で異常無く、アジャスト系カイロプラクティック、鍼で変化なくご来院。

顎関節症などでよく見られる緊張と似ていますがどうでしょうか。

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技をかけていきます。

まず、要因チェックを耳の詰まりから始めます。

意外にも外部要因だけが反応します。

右半身上部の緊張も外部要因が反応しています。

 

外部要因の入る箇所をサーチしていくと耳が反応。

めがね?いや。

 

職場で騒音とかありますか?

「はい。耳栓をして仕事していますけど。」

 

これかもしれません。

緊張の種類はストレス系。カラダ内部との緊張の連動はありません。

緊張消去法をかけて確認。

 

「耳のつまりが取れています。」

「肩の状態も変わっている。でも、まだ重いし、首がきつい。」

 

再チェックでマスキングが反応してきました。

これが治癒力を妨げている一つの要因でしょう。

解除して確認。

「重さが無くなってきました。」

「まだ、首がつっぱります。」

 

バランスが反応するので、バランス調整をして確認。

「明らかに変わった。どこに行っても変わらんかったのに。」

「耳も良く聞こえる。」

 

今日の施術は完了です。でも、騒音が原因であれば、仕事に戻ると...。

「実は来月から違う会社なんです。今の会社は有給消化にしていますから。」

「次の会社までに治してしまいたいと思って岡山まで来ました。」

 

よかった。

なら、この一回の施術で大丈夫だと思います。

 

音のストレスの影響は何点か施術していますが、こんな出かたもあるんですね。

今回はシンプルで簡単なケースでした。