バスケでぶつかって腰痛
メールで、
『恐怖心も痛みも取りのぞけますか?』
と書かれていたので、どんな腰痛なのか?お電話で伺うと、
お医者様から、骨も筋肉も異状ないので恐怖心から痛みが出ていると診断されたみたいです。
今は歩けているし、ご来院いただきました。
高校生男子。
ご紹介でのご来院です。
腰の右寄りに痛みが出ていて、
動いていただくと、
挙上:腰に響いて右腕が水平までしか上がりません。左腕はOK。
前屈:OK
後屈:痛くて曲げられません。
あと、右太ももの痛みもあります。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
カラダ内部の緊張が腰と右太ももに影響しています。
内部の緊張はストレスの影響が反応します。
何のストレスだろう?
「一週間前に練習試合で人が乗っかってきて腰痛になりました。」
「この時は歩けていました。」
「昨日、試合でぶつかって、その後、フリースローの場所まで歩いたときに突然崩れ落ちて、歩けなくて救急車で運ばれたんです。」
経緯を参考にマスキングを探って、ストレス系の緊張層を相対解除していきます。
たくさん出てきます。
解除して確認。
右腕が上がってきました。
腰も後ろに反れます。
「腰の痛みが少なくなりました。太ももも少し残っていますけど少ないです。」
再度、微調整を繰り返して、
「大丈夫です。痛くないです。」
お母様と息子さんに入れた技の説明をいたしました。
ストレスで自律神経が乱れて筋肉やカラダ内部に緊張が入ります。
今回のように、衝突のショックを受けた時などは、広い範囲で緊張層が覆うことがあって、それをマスキングと呼びます。
マスキングで覆われた下層の緊張層は自然に抜けにくくなっています。
マスキングを解除しながら下層の緊張層を解除していくと、早く状態を改善させることができます。
恐怖心はご自身の努力になると思いますが、今回のような痛みであれば簡単に取れます。
バスケがんばってください。