一年前からの腕の痛みが消えない。物を持つと右腕内側に痛みが出ます。

2014年6月22日

「1年前から、右腕の内側に痛みが出るようになって。」

「物を持つと必ず痛むんです。」

 

ご紹介でご来院。30代女性。

 

物を持つときに、右腕の内側に二の腕から一の腕まで痛みが出る。

後屈で腰に痛み。肩こりもあります。

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

腰も肩も腕もカラダ内部の緊張の影響が反応します。

内部の緊張は冷えが反応。

腰、肩はよくあるケースです。

 

腕は、マスキングがからんでいます。

マスキングを解除しながら奥の緊張層を解除。

奥からは内部の緊張との連動と使い疲れなどが反応します。

 

解除して確認。

「あれ。肩楽です。腰も。」

腕の確認は椅子を持っていただきました。

「あれ。痛む範囲が狭くなっている。」

 

「今のでこれだけ変わるのですか?」

相対解除の手法で緊張箇所を緩めるので、揉んだり叩いたり揺らしたりはおこないません。

 

腕の残った痛みの再チェックをおこなうと、

さらにマスキングと恥骨結合のズレが反応。

解除して確認。

 

「ないです。椅子を持っても痛くないです。」

丸椅子を片手で持たれています。

 

楽になっていただき終了。

短時間で終わりました。

 

今回の腕の痛みはよくあるケースです。

きっかけは使い疲れから痛みに至ったのでしょう。

本来であれば、休めば取れるし、筋肉も作業に合わせて発達していきますから、自然と痛まなくなるはずです。

 

では、なぜ1年も痛みが続いたのか?

  • マスキング現象から使い疲れが抜けにくくなった
  • 冷えの影響(内部の緊張)と繋がって継続的な緊張が腕にかかるようになった

技をかけた経緯から、このようなことが見えてきます。

 

  • お辛さが出てもむやみに刺激を入れない
  • 冷え(体内の温度差)を取り、不要な緊張を蓄えないようにする

ことが、注意点になります。

 

冷えの解決には時間がかかりますから、まだ再発の可能性はありますが、

冷え取りで徐々にお体の機能は向上して、肩こりや腰痛も出にくいおカラダ変わっていきます。