左お尻とハムストリングスの坐骨神経痛を繰り返すことが不安な30代女性

2015年7月2日

「4日前から、左お尻から足先まで、坐骨神経痛が出てきて痛いんです。」

「最初になったのは12年前で、それ以来、ベッドがバタンと動く整体でメンテナンスしてきました。」

「今は、立っていても座っていても痛みがあります。」

 

30代女性。

 

手を上げると左お尻に痛み。

前屈はできるけど、後屈が全く反らない。

「腰がグキッとなりそうです。」

痛みはお尻に強く出ます。

 

全身に不要な緊張層を大量に溜め込んでられる感じです。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

 

整体要因リレーション:神経痛

  • 下腹部内部の緊張との連動 35%
  • ストレス系の緊張層 15%
  • 肩の緊張からの影響 20%
  • 内股関節、大腿からの影響 30%

 

上記緊張リレーションに絡む形でマスキング層が大量にチェック法に反応してきます。

  • ストレスマスキング
  • 耐衝撃マスキング
  • 過去の事故のマスキング

 

ベッドが動く施術の衝撃?最初は、衝撃マスキングがたくさん反応してきます。

合わせて、奥に潜む冷えやストレスの古い緊張層を、相対解除の間接手法をつかって解放。

 

中間確認。

「まだ痛いです。」

痛みの位置は変わってきています。

 

再チェックで、ストレス系マスキングが反応してきました。

その奥に大量の緊張層が潜んでいました。

同様の手法で解放させて確認。

 

「さっきより全然ない。無くなっている。」

「だいぶ良い。」

 

下腹部内部の緊張は冷え(体内の温度差)によって自律神経が乱れてかかっているものです。

冷え取りの最適値をお伝えして終了。

 

【2回目 6日後】

「前回より痛みが強く出ています。」

「左太ももの裏に痺れと張りがあります。」

 

治癒力が奥に潜む緊張層を表面に出してきてくれたことで強めに痛みが出ています。

今回は、過去の事故のマスキングも反応してきます。

同様の施術でマスキングに絡む緊張層を解放させて、痛み無くなり終了。

 

【3回目 7日後】

「朝が楽になってきました。」

「日中、前より良いです。」

「ずっと立っているとお尻の下と真ん中に痛みが出ます。」

 

最初から考えたら、だいぶ緊張層が抜けてきた感じですが、まだ潜んでいます。

同様の施術で痛み無く終了。

 

【4回目 7日後】

「痛みが無くなってはないですけど、今までよりずっと良いです。」

「太ももの裏の突っ張り感。お尻の下の違和感。」

「座る瞬間とか、立っている時に感じます。」

 

同様の施術で痛み無く終了。

 

【5回目 2週間後】

「気にならないことが増えてきました。」

「以前は、ずっと気にしていた状態ですけど、気にならなくなってきました。」

「坐骨神経痛って治るんですね。」

 

 

過去の痛みの経験から、痛みに対する不安をかなり強く持ってられたので、

ご要望に合わせて施術間隔を短めに設定してきました。

 

とりあえずこれで一つの区切りになると思います。

冷え取りの継続と時々メンテナンスをしていただければ、さらに良い方向に行くと思います。

 

【マスキング現象】

事故などカラダに衝撃が入ったり、辛い思いをした時に、カラダを広い範囲で緊張層が覆う現象。

覆われることで、既に存在している緊張層(冷えやストレスによって自律神経が乱れて掛かる緊張層)が抜けにくい状態になるわけです。

 

こういうことの繰り返しがあると、カラダには不要な緊張がどんどん溜まっていく。

緊張層が自分の許容範囲を超えると、痛みやしびれとして出るわけです。

 

整体の範疇で起きる痛みは、基本的には自律神経の乱れによる緊張の積み重ねです。

痛みが消えたかどうかを基準にするのではなく、

冷え取りなど、自律神経を乱す要因に対処できる習慣を生活に組み込むことが大切です。