頭から膝まで「こめかみの頭痛が頻繁に起きます」

「こめかみの頭痛が頻繁に起きます。首、肩、腰が若いころから痛くて、肘と膝も痛いです。」

今回、膝の痛みが酷くなってご来院。40代女性。

「草取りできなくなってきたから。」

他のお辛さは慣れているみたいです。

 

チェック法でチェックしながら無痛の技をかけていきます。

長年の慢性的なお辛さは、冷えなどからくるカラダ内部の緊張が影響していることが多いですが、やはり下腹部内部の緊張が強くチェック法に反応します。

マスキングと左股関節のズレも反応。

調和させて確認。

「腰も肩も首も痛くない気がします。」

頭は?

「頭痛は消えています。」

肘はどうですか?

「この辺が...あれ?わからない。」

膝はどうですか?

「痛みの位置が変わりました。」

膝以外は大丈夫ですか?

「...大丈夫です。なんで?」

 

再度、調整を行い膝の確認。

「大丈夫です。痛くないです。」

「狐につままれたみたい。」

 

冷えから自律神経が乱れるとカラダ内部に緊張が入ることが多いです。

カラダ内部に溜まった緊張は様々な箇所に連動して痛みとして体表に出てくることがあります。

今回のお辛さは、肘以外すべてがカラダ内部の緊張と結びついていました。

 

緊張消去法で内部の緊張との連動を解放していくことができるので、お辛さは簡単に取れましたが、冷えの障害自体は解決したわけではありません。

 

今日から、半身浴を頑張ってくださいね。

「わかりました。」

状態に合った温度と時間をお伝えして終了。

日常の習慣を変えるだけで慢性痛から抜けだせるのではないでしょうか。