下顎が左に引っ張られる。左顎関節に引っかかりと突っ張りと痛み。

2020年2月4日

「左アゴに引っかかりと突っ張りと痛みがあって、下アゴが左に引っ張られます。」

「アゴから首、胸まで痺れがあり、そして、肩甲骨側にも痛みやビリビリ感があります。」

北海道札幌市より、鳥取帰省を利用して岡山までご来院。30代女性。

北海道で私のホームページを見つけてくださいましてありがとうございます。


(動画は公開の許可をいただけた場合のみの公開になります。)

初回施術前

左にやや引っ張られていますが、大きくはありません。

「口を閉じた状態でも引っかかりや引っ張り感を感じるんです。」

関節円盤のズレもあると思われますが、アゴから胸、アゴから肩甲骨へ入っている緊張層全体の問題でしょう。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

冷えからくる影響、ストレスからくる影響、使い疲れなどをマスキングに合わせて解除していきます。

よくある簡単なケースと思っていたのですが、量的に多いだけでなく、強いストレスと防御反応があります。

解除のたびに変化して、お辛さの範囲が狭まってきましたが芯に強いものが残る。

芯に残っているのはストレス系ですね。

  • 治療の経緯
  • お辛さ発生の経緯

を再度細かくヒアリングしながら、マスキングとストレス系解除を順序良く行っていきます。

「9ヶ月前に肩と首の辛さが出たのが最初です。整形受診して、首の牽引が辛かった。」

「7ヶ月前から虫歯の治療に入って、口を開ける辛さを我慢しながら受けていたら、その時から左アゴの引っ張られや引っかかりを感じるようになってきました。」

「悪くなる一方なのにどこ行ってもよくならなかった。」

ヒアリングを元にポイントを特定していくと、整体チェック法に反応が次々に出てきました。

解除して確認。

「アゴの違和感が無くなってきた。抜けた感じです。」

「左肩は痛みが無くなってきましたが、引っ張られる感じでがあって左肩が持ち上がる感じです。」

「あと、体調不良で職場を休んでいた時期がありました。」

「最終手段でペインクリニックを受けたこともあります。」

大きな変化を感じてくれて、さらにお辛さを抱えられていたころのことを教えてくださいました。

チェックと解除を行って確認。

「なんかだいぶ取れた感じ、全体的にとれたけど、肩をかっちり押さえられているような感じがまだ残っています。」

「あ、アゴに違和感が少しでてきました。」

一旦お辛さが無くなった箇所に復活してくるのは、深層の緊張層が出てくる場合と、要因が現在進行形で再び脳が緊張を入れてくる場合のどちらかです。

現在進行形のストレスと判断して、足湯をしながらの説明に入りました。

初回施術後

ここで施術後のビデオを撮って確認しました。

違和感残っていますが、開口はだいぶ真っ直ぐになっています。

説明終了後、全身のお辛さを確認していただくと。

「あれ、取れています。アゴも肩も違和感ないです!」

これは、一時的に足湯で自律神経が整って変化しているということで、まだ出てくる可能性はありますが、変化の仕方からストレスに連動した緊張が残っていたことは間違いなさそうです。

(2回目 翌日)

「アゴは両側が同じレベルで少し緊張している感じです。」

「肩にも硬さがあって、左肩甲骨上部に痛みの中心がある感じです。」

「全体で、辛さの量は減っています。」

2回目施術前

硬さが出てきているけど、開口は真っ直ぐでまずまずです。

今回はストレス系の解除に終始しました。

最終、

「左肩甲骨上部につっぱりが残りましたが、辛さは取れています。」

時間も無くなり、今日はここまでとしました。

カラダは自律神経によって管理され守られています。

辛い治療を受けていると、脳はその箇所を守ろうとして緊張を入れてきます。

それが何度も続くと、脳が緊張を解かなくなってしまいます。

悪化する場合は合っていない可能性があるので、お医者様とよく相談されたほうが良いと思います。

足湯や半身浴がストレスに対して有効なことはあまり知られていません。

冷え取りでおカラダの機能を向上してきて、ストレスの耐容量が増えてくるからです。

カラダに不要な刺激を入れないことと、適切な条件で冷え取りを行えば、あとは、治癒力が解決してくれるでしょう。

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岡山市 自律神経に着目した整体院 ほぐし庵

完全無痛の技術

技術的特徴
●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
●緊張の開放を促す技術
この2つが一体化していることが特徴。
緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
  病院の検査で異常無い全身のお辛さが対象範囲です。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。