仕事のストレスから尾骨痛が起きた

2015年7月15日

「昨日、朝起きたら尾骨に痛みが出ていました。」

「寝返りしながら、痛みを感じていました。」

「尾骨の突先の右側が痛いです。」

 

40代男性。

 

今は、座ったりの圧力では強く痛まないが、触ると強い痛みが出る状態。

「片足に体重かけても痛みが強まります。」

「尾骨を打ったりしてないのに急に出てきました。」

「腫れ感もあります。」

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

整体要因リレーション:尾骨痛

  • ストレス系の緊張の影響 50%
  • 下腹部内部の緊張との連動 20%
  • 内股関節の緊張の影響 20%

ストレス痛ですね。

 

ストレスマスキングが反応してきます。

お仕事がらみで最近変化があったらしいですが、

チェック法に反応するストレス系緊張に対し、痛点リレーション解除の手法を入れます。

 

内部の緊張へは相対解除の間接手法でアプローチ。

マスキングに合わせて各部位の関連も調整して確認。

 

「痛いけど最初からいえば3割か4割減っています。」

ぐっと減ってきました。

 

再調整で、

「痛みが5割減っています。」

「痛みの位置がさらに先に変わってきました。」

 

再調整で、

「また位置が動きました。」

 

最終、痛みは3割ほど残りました。

そして、腫れ感は無くなり終了。

 

【ストレスで自律神経が乱れて尾骨に緊張が入っていた】

ストレス要因に現在進行形のものがあるらしく、

自律神経系の技を入れて解放させても、現在進行形の要因についてはすぐに緊張を戻してきます。

 

まだカラダに余裕が少ないため、3割痛みが残った状態になりました。

余裕を作るために冷え取りのアドバイスをお伝えしました。

 

(20日後のご来院)

「今日はヨガで傷めた首の痛みで来ました。」

 

「尾骨は次の日にはピタッと痛みが無くなって。」

「すごいですね。」

 

治癒力も働き、カラダの余裕が増した。

1日で、残った痛みの要因量をカラダの余裕が上回ったわけですね。