陸上の合宿中に尾骨の痛みが発生 中学2年長距離走女子
ストレスが痛みにつながることがあります。
今回は、ストレスの影響が強くて尾骨に痛みが出たケースです。
陸上の合宿中に尾骨の痛みが発生 中学2年長距離走女子の施術
お身体の状態
「一カ月半前、合宿中に尾骨に痛みが出るようになって、その後の大会を2つ欠場しました。」
「春に次の大会があるのでそれまでに治したい。」
中学2年生の女の子。
病院を2件行かれて改善なくご来院。
動きでは、座ったり立ったりで尾骨が痛む。直接触っても痛い。
頭を動かすと肩のコリを感じる。
整体チェック法で見た不調との連動部位
(尾骨痛)
- ストレス系緊張 55%
- 肩の緊張からの影響 15%
- 股関節の緊張からの影響 20%
完全なストレス痛と思われます。
自律神経がかけている緊張に対し自然な解放を促す施術
自律神経が起こす筋反射を利用した整体チェック法で、からだに溜まった緊張を一つ一つ捉え解放を促していきます。
マッサージやストレッチなど刺激は入れない施術です。
施術経過
勉強や陸上など、不調の経緯ヒアリングから想定できる一般的事象がチェック法に反応してきます。
緊張の解放を促し、チェック法の反応が出なくなったところで確認。
「肩はさっきより楽です。」
尾骨は?
「座ったり立ったりはまだ少し痛い。さっきより良い。」
「直接触るとまだ痛い。」
再調整で、
「なんか。肩が軽い。」
尾骨は?
「座った時少しだけ。」
「触っても少しだけ。」
再調整で、痛み無くなり終了。
複雑さが無く、短時間で終わりました。
ストレスの影響が大半でしたが、既に終わっている事象による緊張が主で、一時的に抜けにくく溜まっていたケースだと思われます。
お母様が、
『本当に大丈夫なの!?』
「うん。」
『病院2件で変わらんかったのに。不思議でしょうがない。』
ご質問もたくさんいただき、説明のお時間はたくさん取らせていただきました。
整体所感
【急に発生したストレス痛】
慣れた大会なのに、当日は無意識にカラダが硬くなっている。
この様な経験をされた方は多いと思います。
プレッシャーなど何らかのストレスで自律神経が乱れ、筋肉(筋膜)や内臓系に緊張が入るわけです。
上記のように一過性であれば問題ないのですが、
- 継続的に続いたストレス
- 同時に複数の緊張が重なってくる
- 防御反応からマスキング的にかかる緊張層
など、緊張のかかり方によっては、下層の緊張層が抜けにくくなりカラダに緊張がかかったまま残ってしまう現象がおきる。
つまり、緊張が溜まる現象が起こるわけです。
「このレベルに到達したい。」
「でも、これだけに集中できない。勉強もしなくちゃ。」
責任感的な要素は自律神経が乱れやすくなります。
陸上だけでは溜まる緊張の量がカラダの許容範囲を超えることは少なかったと思われますが、時期的に他の事が重なり許容範囲を超えてしまって、それが尾骨に痛みとして出たものと、施術の経緯から感じています。
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完全無痛の技術
- 技術的特徴
- ●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
- ●緊張の開放を促す技術
- この2つが一体化していることが特徴。
- 緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。