半年前からの肩関節痛、最近は首の鈍痛と胸の気持ち悪さでスマホ見てられない

2024年1月11日

明確なきっかけが無いかと思われる不調。

しかし、意味があってその箇所に痛みが出ている場合が多いです。

肩関節痛→首の鈍痛+胸の気持ち悪さ。不調が広がっていった女性の改善経過です。

半年前からの肩関節痛、最近は首の鈍痛と胸の気持ち悪さでスマホ見てられない 40代女性

お身体の状態

「半年前から、左肩関節に痛みが出るようになって、様子をみていたのですが。」

「ここ2ヶ月の間に3回くらい寝違えが出て、おかしいなと感じるようになりました。」

「下を向くと、首に鈍痛と胸に気持ち悪さが出るんです。」

「スマホを見てられない状態です。」

40代女性。

動いていただくと、

挙上で左肩関節に痛み。

頭を下げると首の後ろに痛みと気持ち悪さ、頭を戻すときに左鎖骨から肩関節にかけての痛み。

整体チェック法でみた不調との連動部位

左肩関節の痛み:

  • 内部緊張との連動 20%
  • ストレスが直で関わる 20%
  • 肩甲骨の緊張との連動 20%
  • 背中の緊張との連動 20%
  • 太ももの緊張との連動 20%

首の痛み:

  • 内部緊張との連動 20%
  • ストレスが直で関わる 20%
  • 全身を覆う緊張との連動 20%
  • 脚部の緊張との連動 40%

胸の気持ち悪さ:

  • 内部緊張との連動 40%
  • ストレスが直で関わる 20%
  • みぞおちの緊張との連動 20%
  • 太ももの緊張との連動 20%

自律神経がかけている緊張に対し自然な解放を促す施術

からだに溜まった緊張で不調が発生し緊張の解放で不調が改善するイメージ図
からだに溜まった緊張で不調が発生し緊張の解放で不調が改善するイメージ図

自律神経が起こす筋反射を利用した整体チェック法で、からだに溜まった緊張を一つ一つ捉え解放を促していきます。

マッサージやストレッチなど刺激は入れない施術です。

施術経過

初回施術

整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層に対して自然な解放を促していきます。

緊張連動の解放を促します。

そして、マスキング層が3点ほど出てきて、紐付く奥の古い緊張の解放を促して確認。

挙上は、

「ああっ。楽になりました。少し肩の筋肉に痛みが残っています。」

首と気持ち悪さは、

「首、大丈夫です。調子いい感じがします。」

「胸の気持ち悪さが少し残っています。」

再調整を数回繰り返し、その度に、古い緊張層が出てきて、痛みの位置が移動したりがありましたが、肩首楽になり、気持ち悪さも無くなって終了できました。

温度差ストレスによる自律神経も乱れの影響を日々リセットするために、半身浴の個人ごとの最適値をお伝えして終了。

2回目 7日後

「前の痛みは取れました。」

「今度は前とは違いタイプの痛みが出てきました。首から肩甲骨です。」

「左鎖骨は顔を向けた方向でぴきっと痛むことはあります。」

「首の後ろの鈍痛は無くなって、下を向いた時の気持ち悪さは無くなりました。」

緊張の蓄積の解放を促していく整体なので、奥にあった違う緊張層が表面化して、違う痛みのパターンが出てきました。

施術中も、緊張を減らす過程で、様々な形の痛みが出てきましたが、それらも蓄積が減るに比例して消失。

動きの確認で、お辛さ無くなり終了できました。

整体所感

自律神経が乱れることによって筋肉や内臓系に緊張が入ります。

それが蓄積して許容範囲を超えると痛みなど不調になります。

緊張の蓄積が不調や歪みを生み、それが解放されると不調や歪みが改善するイメージ図
緊張の蓄積が不調や歪みを生み、それが解放されると不調や歪みが改善するイメージ図

普段の冷えやストレスによって自律神経が乱れて、緊張が体にかかるわけですが、どの部位にかかりやすくなるのかは、過剰な動作がきっかけになっている場合があります。

今回は、

  • 3ヶ月前の引っ越し
  • スマホを使う

このあたりがキーになっていました。

「スマホぐらいで?」

と思われるかもしれませんが、スマートフォンサムの様な事例が最近は増えています。

「早く返信しなければ。」

という責任感ストレスと、目から入る光や活字の刺激による自律神経の乱れ。

脳が疲労し、脳がそれを止めさせるために、肩や肘や親指に緊張をかけてくると言われています。

筋肉の疲労系ではないから、なかなか抜けにくく蓄積して悪化する場合があるのです。

以前は、スポーツがらみで利き腕の不調が多かったのですが、スマホを持つ左側に不調が出る方が実際に増えていると感じます。

何か前兆が出てきたら、この事を思い出して使用時間をセーブしたりすることも大切だと思います。