ぎっくり腰の70代女性。ご主人に付き添われ、つかまりながら、なんとか歩けている

2019年9月5日

「友達なのですけど、ぎっくり腰みたいでみてあげてください。」

 

70代女性。お近くの常連様からの紹介でご来院。

ご主人に付き添われ、つかまりながら、なんとか歩けている状態です。

前日に女性専門サーキットトレーニングに行った後、デパートで長時間歩き、今朝、腰に違和感を感じた。ベッドに腰掛けて、靴下を履いて立ち上がるときに、痛みが出て歩けなくなった。

太ももは筋肉痛が出ていて、急な無理がたたったのかもしれません。

 

(一回目)

過去の腰痛暦から判断して、カラダを動かす手技は入れずに進めます。

うつ伏せの楽な体制から、ご自身で動いていただきながら施術ポイントを特定していきます。

技は、三軸コンセプトの技と転嫁法。

股関節のズレが大きく、調整に時間がかかりました。

背中の歪感が小さくなり、真っ直ぐ立って歩けることを確認して終了。

来院時に着けていたコルセットを着けようとされていたので、

「もうつけなくても大丈夫ですよ」

「心配ですから。」

 

(二回目 次の日)

今度も付き添われて、杖でご来院。

「杖は必要ないはずだが...」

ヒヤリングで、痛みや緊張は引いてきていることがわかり、立位のバランスも前回の効果が維持できていることを確認。

慎重な方なのですね。

 

施術は同様の施術と基本手技の一部を入れて、効果を納得していただいた。

痛みは取れているけど、状態から判断して、次回も次の日をお願いした。

帰りの院の階段は、お一人でとんとん降りていかれた。

 

(三回目)

「帰って動いていると腹に力が入って、腰に響いてきます。でも、寝返りは楽ですよ。」

今度は、基本手技中心で施術完了。

歪み感はだいぶ消えて、一区切りにはなるけど、元々のバランスの悪さがあるので、少しずつ間隔を開けたほうが良いケースです。

 

「今度は、一ヵ月後でいいかしら?」

「ん~..もう少し慎重にされてもいいと思いますよ。」

腰痛,ぎっくり腰

Posted by 院長