足の痛み 腰からかかとまで
「〇〇さんの首が真っ直ぐになっていたので...」
50代男性。
美容師のお仕事からくる慢性痛、右側の腰から踵までがお辛く、立っているだけで、踵、股関節、太ももの裏、腰が痛む。
カットのお客様のカラダが変わっていたので、その方からのご紹介でご来院。
良くある使い疲れと、ストレスの影響が加わった症状で、出ている辛さは右側ですが、調整箇所はほとんどが左。
いつもの調整を行い、
「無くなった!なんでこれだけで?」
次に、エージング目的で基本手技をさっとかけていると、
「親指が開かないのですけど、これも治ります?」
拝見すると、右の親指だけわずかにしか開きません。
カラダの防御反応かな?
美容師さんなのでハサミの使いすぎかもしれません。
ストレスからくる可動制限を解除する技をかけると、
「あれ?開く。左と同じだけ開きます。」
これはよくあることで、五十肩や他の部位などでも、この可動制限が原因になっている場合が良くあります。
筋肉の状態が悪いわけでなく、骨格のズレが影響しているわけでもないので、そこを揉んだり引っ張ったりしても、改善はしないケースです。
お客様のシャンプーをするときが、特にお辛かったらしいです。
股関節や踵はもう出にくいと思いますが、腰の安定はあと二回はかかるでしょうね。