流れ
深夜3時半に、転送設定している携帯のメール音で目が覚めた。
はっ!今まで作業してくれていたんだ。
チラシのデータ変換を、デザイナーであるクライアント様に依頼していたのです。
一度はやりたかった折込チラシ。
昨年8月に京都から岡山に移転して、インターネット中心の運営で黒字にはなっているのですが、インターネットを使っていない方にも伝えていきたい。
行動に移すのは春と決めていました。
カラダを慣らしておきたかったし、メニューやルールを確立させておきたかったのです。
印刷屋さんに聞いたら、「プリントアウトしたものからも作成できますよ」ということで、移転当時、挨拶代わりに600枚ほどポスティングした時の原稿を使えばいいかと安易に考えていたのですが、朝一持ち込んでテストすると、写真とかは黒く塗りつぶされた感じで、まったくだめ。
自分の中で設定していた折込日に間に合わないかもしれない。
他の印刷屋さんに問い合わせると、「一日ずらせばデータ起こしをして綺麗な印刷にしてあげる」 とのこと。
元々決めていた折込日はある程度理由はあるのですが、絶対その日ではないといけないというほどの意味はない。
ずらすか?
しかし、縁には影響するでしょうね。どちらがいいかはわかりませんが。
こういうとき、私はいつも流れを重視します。
冷静に、思い起こす...。
ここ2日ほど、なぜか平日が土曜並みの埋まり様=チラシをやめろって流れか?
元々決めていた設定日につながる流れが無いのなら、今はやめたほうがいいのかもしれない。
「....!」
ふと、数日前にいただいていたメールを思いだした。
昨年末、整体をご利用いただいたデザイナーの方からのメール。
夜だけど、電話をしてみた。
ワードから印刷用のデータに変換してくれることを快諾してくれた。
データ持込なら元々の設定日に間に合うかもしれない。綺麗な印刷にもなる。
プロの方なので、すぐ済むかと思っていた作業。
深夜3時半までかかっていたみたいで、冒頭のメール音ですぐ起きて確認した。
でも、アウトラインがうまくいってなかった。
遅いので無理しないでくださいという言葉と一緒に確認結果を返信したら、続けて作業にかかってくれると連絡があった。
ここから先は、わたしも寝ずに作業を待ち、明け方に完成。
印刷屋さんにデータをメールし、元々の折込日に間に合うことになった。
結果、デザイナーである彼女には本当に迷惑をかけてしまった。
私が、特殊なフリーフォントをつかっていたので、想定より時間がかかってしまったみたいです。
徹夜までしてきっちりこなしてくれて、責任感の強い方。プロですね。
本当に感謝です。
年末、彼女が整体をご利用くださり、「イラストの依頼よろしく」 ということだったので、すぐ後に、足湯のイラストを依頼するメールを入れたのですが、返信がなかった。
パソコンのトラブルが続いて、返信できなかったらしいです。
そして、つい先日、初めての返信をいただき、この度の件につながった。
この返信がもう少し遅れていたら、無理をせずに待つことを選択したかもしれません。
設定日に対して、流れがつながった。ついている。
折込チラシは反応が悪いと聞きます。
しかし、反応の良し悪しではなく、私が使命として考えている
”自分が助けられた療法をお伝えしていく” という目的の中で、一度はやらなければならないことと考えていました。
インターネットが使える方ばかりじゃありませんから。
京都時代もよく言われていました。「いつからやってますの?宣伝してくれはったん?」
療法を通じて、お互いにハッピーになれる貴重な縁が生まれればと思います。
きっと、良い流れで進んだと思います。彼女に感謝。