首が痛く頭が安定しない

「首から背中にかけて痛いです。上に向けないです。」

「力を入れておかないと、頭が後ろにガクンとなろうとして安定しないんです。」

40代女性。

 

お辛さがひどく、そのためにお仕事を辞められたみたいです。

ガクンというのがわかりにくいところですが、

チェック法でチェックしながら無痛の技をかけていきます。

 

おカラダのねじれが強い。

広範囲の緊張層、首の骨の3番目のズレが反応しますが、主訴は下腹部内部との緊張連動です。

緊張消去法を繰り返しかけて確認。

「変わってます。」

何度か調整と確認を繰り返し、

「痛くなくなりました。上もむけます。痛くない。」

 

いつもの術後の説明をしていると、

「なんだか、首が...」

再度うつ伏せになっていただき調整。

「楽です。」

 

そして、説明していると、

「今度は頭が...」

再度調整して、

「楽です。大丈夫です。」

 

説明中に出てきたのは、カラダの記憶によるものです。

 

(2回目)

「ガクンと頭が後ろになるのが無くなりました。」

「首も楽です。」

まだ、首と背中上部にゆるい痛みはでているみたいです。

しかし、カラダのねじれは大幅に少なくなっています。

 

前回同様の施術で、下腹部の同じ箇所の緊張が反応。

しかし、前回ほどの繰り返しは無く、施術は短時間で終了しました。

「楽です。」

 

もう、メンテナンス間隔に持って行ける状態です。

しかし、下腹部の緊張は冷えの障害が反応していました。

半身浴を継続して、冷えからくる自律神経の乱れを起きにくくすることが、間隔を空ける条件になります。