頭痛と吐き気と動悸で救急車で運ばれたが異常なし
「わたし、朝、救急車ではこばれたんです。」
「目が覚めたら、頭痛と吐き気と動悸でどうにもならなくなって。」
8ヶ月ぶりのご来院。30代女性。
3日前に耳たぶの後ろにグリができて、病院で抗生剤をもらって経過を見たが、左頭部から腕にかけて痺れが出て、足も痺れて、胸がしめつけられて息が深く吸えなくなってきた。
今朝、頭痛と吐き気と動悸で起きられなく、救急車で運ばれたらしいです。
「CTとかで異常無くて来させてもらいました。」
以前と若干症状は違いますが、息が吸いにくいくらいに緊張層を溜め込んでられるのは共通です。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
マスキングに合わせて、ストレス系の緊張層がたくさん出てきます。
良くあるケースですが、下腹部内部に溜まっているので動悸と言う形で出たのでしょう。
解除して確認。
「楽になってきましたが、こめかみの痛みが取れて後頭部の痛みがはっきり出てきました。」
「肩もまだあります。」
再調整で、
「大分取れてきました。まだ、息が吸いにくい。」
緊張層は年輪のように堆積していきます。
緊張層を解除するたびに、奥に潜むお辛さが出てきます。
その際、痛みが移動することが良くあります。
確認と解除を繰り返して、
「息もすえます。楽です。大丈夫です。」
「何だったんですか?」
かけた技の種類から、ほとんどがストレスにより起きていると思われます。
「そうなんかー。子供のことで、すごい色々あって...。」
そうだったんですね。
この方は、初回ご来院後、足湯をしっかりされています。
改善が早く、間隔が開けられるようにすぐなったのですが、突発的な強いストレスには勝てなかったみたいですね。
でも、3ヶ月に一回くらいでよいので施術で完全にリセットしておくと、ここまで酷くはならなかったと思いますよ。