関節が完全にズレている

2014年6月21日

『顎関節症で10年以上悩んでいます。最近、大学病院で診察していただきましたが特になにも治療はしてもらえていません。関節が完全にズレていますと言われたのですが…』

メールをいただきました。

20代女性。

 

ご来院いただきアゴの状態を確認させていただきました。

口を開けると、右が鳴って左が鳴る。

大きなゴリゴリする振動が伝わります。

そして、変則的な横の動きも加わっています。

関節円盤のズレと複雑さがありますが、珍しいケースではありません。

 

「アゴは波があって酷い時は食事がとれないです。」

「肩こりが酷くて、首すじも痛いです。」

 

手を挙げていただくと、肩のコリで頭の上で手が合わさらない、頭を後ろに倒すと起こす時首に痛みが走る。

 

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

冷えとストレスからくるカラダ内部の緊張が肩と首にに強く影響しています。

アゴのズレは肩首からの緊張が反応してきます。

マスキングも大量に反応します。

 

それらを解除して確認。

「違う!」「手が着く!肩のコリ感がない。」

「首は若干のこっているけど、さっきより全然。」

アゴはいかがですか?

「違う!音が小さくなっている。」

 

再調整で、

「アゴ、もっと音が小さくなりました。」

 

(2回目 1週間後)

「アゴのゴリゴリ感が無いです。楽になっています。」

「食事の時のだるさも無いです。」

「肩首は最初の半分くらいのコリ感です。」

 

口を閉じる時のわずかな横スライドと小さな鳴りがあります。

同様の施術で小さくなり終了。

 

(3回目 1週間後)

「アゴのだるさが少し出ました。」

「それ以外は無いです。肩や首もコリ感ない状態です。」

 

アゴは肩や首の影響が強かったので、肩首のコリが終息方向でよかったです。

口を閉じる時のわずかな横スライドと小さな鳴りは前回術後を維持しています。

 

前回同様の施術で、下あごの閉じる時の横の動きはさらに減りましたが、小さな音が残っています。

「全然、前より良いです。気にならない。」

 

術後の戻りにくさと、施術の工数や反応から、この後はメンテナンス間隔で十分です。

お客様の声をいただきました。

お客様の声 E.F様

E.F様ありがとうございます。

 

施術では、アゴやカラダに圧力は一切加えていません。

カラダの緊張をきっちり順序良く解除していけば、自然と戻るべきものは戻るべき箇所に戻っていきます。