腰、臀部の痛みが走りに影響

「一ヶ月前から腰が反らなく、痛みが出てきました。」

「次第に痛みが下に降りてきて、右お尻も痛くなりました。」

「走るときに強く痛みますし、座ったり、日常の動きのなかでも辛さを感じます。」

 

10代男子。

ブログ 「 左足の痛みでストライド走法ができない1 」の女性が、愛媛県から陸上の後輩をつれてきてくださいました。

 

大会を目指すが、痛みで走りのパフォーマンスが悪い。

陸上系の不調は単純なケースが多いのですが、無理をされることで、量的に大変になっている場合があります。

 

動いていただくと、後ろに反りにくく痛み。カラダの角度で臀部に痛み。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

 

整体要因リレーション:

  • 冷えによる内部の緊張との連動 30%
  • ストレス系 15%
  • 股関節の問題 20%
  • 肩からの影響 30%

内部の緊張は冷え(体内の温度差)の影響が反応します。

 

マスキングに合わせて、これらの緊張を相対解除の手法で順序良く解放。

確認で、

「腰は反れてきました。痛みは減っています。」

「でも、まだきつい。」

 

再調整で、ストレス系マスキングが反応してきました。

紐解きながら緊張を解放させて確認。

 

「さっきより減りました。でも、まだ残っています。」

 

リレーションは単純ですが、やはり量的に多い状態です。

最終、痛みが半分くらいになった感じで終了。

 

 

(2回目 2日後)

「痛みは3割か4割減った感覚です。」

「しかし、走るとまだ右臀部から内側の股関節に痛みが出ます。」

「腰は、楽な時もあったりして、変化を感じます。」

 

順調です。

同様の施術で、ひたすら緊張の解放を行います。

 

最終、3割くらい残る状態で終了。

ストレッチなどに課題を感じたので本をお渡ししました。

 

(3回目 一週間後)

「日常では痛みを感じなくなりました。」

「走るとまだお尻に痛みが出ます。」

「腰は反れる日が増えてきて。」

 

さらに減ってきています。

同様の施術で、院内の動きの確認で痛みが無くなり、

今日は外を走っていただきます。

 

一本目の走り、

「まだお尻に痛みがあります。でも、前より弱い。」

 

再調整で、二本目。

「お尻が少なくなりました。腰にも響く。」

 

再調整で、三本目。

「お尻に痛みが出ない!」

「腰には少し響いています。」

 

整体チェック法の反応で判断して、ここで終了。

 

だいぶ古い緊張層は排除できたと思います。

量的に多いケースでしたがこの後は間隔を開けていけます。

 

今までどおり冷え取りを継続していただいて、主訴である温度差による自律神経の乱れの影響を排除しながら、

一ヶ月以内にリセットしにお越しいただければよいかと思います。