口を開けると指二本分で止まる20代女性

2023年11月25日

関節円板のズレで顎に引っかかりが出る場合があります。

これは、ボディ側に溜まった自律神経が起こす緊張の左右差で起きています。

※2011年5月12日にアップしたこの記事を2023年11月25日に見やすく編集しました。(改善経過の動画をわかりやすく一つにまとめトップに掲載、解説の追記)

口を開けると指二本分で止まる20代女性の施術

3回の開口改善経緯まとめ動画↓

お身体の状態

5年前から顎関節症に悩み、歯科で相談してこられました。

口を開けると指2本分のところで止まってしまう。

お姉さまの紹介でご来院。20代女性。

施術ポイント

整体チェック法で反応した緊張リレーション

  • 左肩周りと顎の連動
  • 脚部緊張と顎の連動
  • 内部(内臓系周り)に溜まった緊張と脚部・肩甲骨・顎との連動

自律神経がかけている緊張に対し自然な解放を促す施術

からだに溜まった緊張で不調が発生し緊張の解放で不調が改善するイメージ図
からだに溜まった緊張で不調が発生し緊張の解放で不調が改善するイメージ図

自律神経が起こす筋反射を利用した整体チェック法で、からだに溜まった緊張を一つ一つ捉え解放を促していきます。

マッサージやストレッチなど刺激は入れない施術です。

施術経過

初回施術

初回施術前開口動画↓

整体チェック法の反応に従いながら、体に溜まった緊張の解放を促していきます。

部位間の緊張連動が少なくなってくると、顎の緊張が抜けてきます。

緊張が減るに比例して、顎のバランスが整います。

顎や頭に力による矯正は一切おこないません。

初回施術後開口動画↓

なんとか指3本分まで開くようになりました。

2回目施術(前回から12日後)

2回目施術前開口動画↓

「口が良く開く日と開きにくい日が交互にありますが、良く開く日が増えました。」

まだ、若干の引っかかり感があるみたいですが、施術後は無くなり、楽に開くようになりました。

3回目施術(前回から9日後)

3回目施術開口動画↓

引っかかり感は戻っていないし、順調に改善しています。

今回も違和感なく楽に開く形で終了。

悩まれた期間の割には順調で、次はメンテナンスペースの1ヶ月後をお勧めして終了。

骨盤の歪みも小さくなり、膝痛や肩こりも順調でした。

整体所感

ストレスにより自律神経の乱れて体に緊張がかかります。

その中のかかりっぱなしになった緊張が徐々に溜まり、緊張が高まりコリや痛みになります。

体に溜まった緊張の左右差がズレを生みますので、顎のズレは体全体の緊張を減らすことで変化していきます。

当院では、緊張を減らす施術のその場で起こる変化から、顎関節症で来られるお客様の95%以上の方がこのメカニズムで顎関節のズレや痛みに至っていることが確認できています。

ストレスと自律神経の関係から、

開口の良い状態の維持には、ストレスに対して対処する必要があります。

  • 温度差ストレス
  • 心的ストレス
  • 刺激ストレス

など。

これらストレスにどのように対策するかで施術後の経過が変わってきます。

顎関節症が発症して困ったときの注意点は、顎や体にマッサージなど刺激を入れないことが大切です。

刺激をストレスと受け止め、自律神経の仕組みが防御反応を起こすからです。

防御反応とは、刺激が入った箇所に緊張を入れて守ろうとする自律神経の仕組みの反応です。

刺激を入れることで一時的には柔らかくなりますが、長期的には、かえって硬くなってきますので、悪化する場合があるので注意が必要なのです。

- About Us -

岡山市 自律神経に着目した整体院 ほぐし庵

完全無痛の技術

技術的特徴
●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
●緊張の開放を促す技術
この2つが一体化していることが特徴。
緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
  病院の検査で異常無い全身のお辛さが対象範囲です。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。