頬杖が原因?噛む時と開ける時の右アゴの痛み

2020年2月3日

お客様が同じ症状で久しぶりにご来院。

自宅での習慣改善を続けていないと、いつかは蓄積がカラダの許容範囲を超えてしまうんですね。

今回は、2009年に4回の施術で開口と痛みの改善をされたお客様の8年ぶりの施術です。

8年という間隔を開けて同じ症状で来られたお客様の施術は、私自身の技術の進化を確認するうえで参考になります。

「頬杖が原因かもしれません。」噛む時と開ける時の右アゴの痛み 20代女性

「ずっと調子よかったのですけど、2週間前からアゴに痛みが出てきて。」

「頬杖が原因かもしれません。」

口を開けると右アゴに痛み。噛むときも右アゴに痛み。開口に制限がかかっている。

改善経過

(動画は公開の許可をいただけた場合のみの公開になります。)

初回から2回目までの開口の変化を動画にまとめました↓

初回施術

痛み無くなり終了。

開口はあまり改善されていません。

2回目 6日後

「だいぶ良いです。噛むのできます。」

「噛みあわせに戻り感があります。」

施術では開口も改善してアゴ周辺が機能を取り戻しました。(上記動画ご参照)

施術ポイント

  • 骨格的要因 10%
  • 冷えからの内部の緊張との連動 20%
  • ストレスの影響15%
  • 太ももの緊張との連動 20%
  • スネの緊張との連動 20%
  • でん部の緊張との連動 15%

冷え(体内の温度差)とストレスによる自律神経の乱れによる緊張の蓄積。

緊張の蓄積による部位間連動。

良くあるケースの整体的要因による不調でした。

整体チェック法でチェックしながら、相対解除の間接手法で部位間の連動や緊張の蓄積を解放していくと、それに比例して痛みの減少や開口の改善が起きました。

頬杖の習慣はマスキングとしてかかわっていた

マスキング現象として頬杖の習慣からの防御反応がかかわっていました。

つまり、頬杖の習慣は原因ではなく緊張の解放を妨げるきっかけになっていたことになります。

整体所感

8年ぶりのご来院でしたが、その当時は4回ご来院いただき、アゴの痛み、開口、腰痛を施術して改善しました。

8年前の技術では、アゴを微調整すると腰の痛みが少し戻ったり、腰を微調整するとアゴの開口が少し戻ったりで、カラダの連動現象にダイレクトに対処する技術が確立できていなかったので手こずったことを思い出します。

今回、同様の開口と痛みの不調で来られましたが、技術的に問題なく短時間で対処できました。

整体的不調は自律神経の乱れによって起きていて、顎関節症も大半はその影響で起きています。

カラダの緊張の蓄積のアンバランスがカラダの捻じれを生み、その影響を顎関節が受けやすくなっているわけです。

(ご参考ページリンク ↓)

実績からわかった整体的不調の発生メカニズム

- About Us -
岡山市の整体院ほぐし庵
完全無痛の技術
技術的特徴
●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
●緊張の開放を促す技術
この2つが一体化していることが特徴。
緊張の開放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
  病院の検査で異常無い全身のお辛さが対象範囲です。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。