頬杖が原因?噛む時と開ける時の右アゴの痛み
お客様が同じ症状で久しぶりにご来院。
自宅での習慣改善を続けていないと、いつかは蓄積がカラダの許容範囲を超えてしまうんですね。
今回は、2009年に4回の施術で開口と痛みの改善をされたお客様の8年ぶりの施術です。
8年という間隔を開けて同じ症状で来られたお客様の施術は、私自身の技術の進化を確認するうえで参考になります。
「頬杖が原因かもしれません。」噛む時と開ける時の右アゴの痛み 20代女性
初回から2回目までの開口の変化を動画にまとめました↓
お身体の状態
「ずっと調子よかったのですけど、2週間前からアゴに痛みが出てきて。」
「頬杖が原因かもしれません。」
口を開けていただくと右アゴに痛み。
噛むときも右アゴに痛み。
開口に制限がかかっている。
自律神経がかけている緊張に対し自然な解放を促す施術
自律神経が起こす筋反射を利用した整体チェック法で、からだに溜まった緊張を一つ一つ捉え解放を促していきます。
マッサージやストレッチなど刺激は入れない施術です。
改善経過
初回施術
痛み無くなり終了。
開口はあまり改善されていません。
2回目 6日後
「だいぶ良いです。噛むのできます。」
「噛みあわせに戻り感があります。」
施術では開口も改善してアゴ周辺が機能を取り戻しました。(上記動画もご参照ください)
施術ポイント
- 骨格的要因 10%
- 内部の緊張との連動 20%
- ストレスの影響15%
- 太ももの緊張との連動 20%
- スネの緊張との連動 20%
- でん部の緊張との連動 15%
温度差ストレスと心的ストレスによる自律神経の乱れによる緊張が溜まって痛みが出ている。
部位間連動で結果的に顎に痛みと開口制限が出ている、良くあるタイプの不調でした。
整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張に対して自然な解放を促すと、それに比例して痛みの減少や開口の改善が起きました。
頬杖の習慣はマスキングとしてかかわっていた
マスキング現象として、頬杖姿勢がかかわる防御反応が整体チェック法には反応していました。
つまり、頬杖の習慣は原因ではなく、緊張の連動が顎に向かってしまうきっかけになっていたと思われます。
整体所感
8年ぶりのご来院でしたが、その当時は4回ご来院いただき、アゴの痛み、開口、腰痛を施術して改善しました。
8年前の技術では、アゴを微調整すると腰の痛みが少し戻ったり、腰を微調整するとアゴの開口が少し戻ったりで、体の連動現象にダイレクトに対処する技術が確立できていなかったので手こずったことを思い出します。
今回、同様の開口と痛みの不調で来られましたが、技術的に問題なく短時間で対処できました。
整体的不調は自律神経の乱れによって起きていて、顎関節症も大半はその影響で起きています。
体に溜まった緊張のアンバランスが体の捻じれを生み、緊張の高まりが痛みになります。
緊張は様々な箇所に付帯し連動し合い、結果的に、今回は顎に不調として現れたということです。
- About Us -
完全無痛の技術
- 技術的特徴
- ●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
- ●緊張の開放を促す技術
- この2つが一体化していることが特徴。
- 緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。