30年間続く太ももの痺れ 肩も重くて上げると辛い
痺れが何十年経っても取れない。
いつまでも続く不調は「骨格的にどうにかなっているんだろう。」と考えがちですが、マスキングなどかかかわる緊張の蓄積だけで起きている場合が結構あります。
つまり整体的要因だけでもこの様な現象は起きます。
30年間続く太ももの痺れ 肩も重くて上げると辛い
「元々肩こりがあり五十肩も経験しているのですけど、2週間前から左腕が重くて夕方特に辛いです。」
「妊娠中に坐骨神経痛で入院したことがあるんですけど、それ以来、左太ももに痺れが残ってしまって、30年くらい出たままなんです。」
「どこにいっても改善しなくて、痺れはあきらめています。」
紹介でご来院。50代女性。
動いていただくと、上を向くと左首筋の痛み、挙上で左肩から二の腕まで痛み。
左太ももの痺れは、膝から太もも側面股関節くらいまで痺れが常にあります。
改善経過
初回施術
整体チェック法でチェックしながら、相対解除の間接手法で緊張の蓄積を解放していきます。
マスキング層が2点ほど反応。
紐付く緊張を解放させて確認。
「軽い!二の腕が取れて肩だけに残っています。」
「太もものあたりの痺れが消えている!痺れ消えたの初めてです。膝の横に残っています。」
再調整と確認を繰り返し、
太もも、膝の痺れは無くなり、首に違和感が残った状態で終了。
2回目 5日後 施術前ヒアリング
「左太ももの痺れはちょっとだけ膝上に復活しています。」
「左肩良かったけど仕事でこんつめて今は出てきています。」
「首は無くなって肩に降りた感じ。」
3回目 13日後 施術前ヒアリング
「太ももの痺れはほとんど感じません。膝のへんに違和感が残るくらいです。」
「土日のパソコン作業で肩に出てきましたけど、前ほどじゃないです。」
4回目 10日後 施術前ヒアリング
「左肩まわりの憂鬱な辛さはもう出てこないです。」
「太ももの痺れも大丈夫です。」
「今日、少し早めていただいたのは、指を使って野菜の葉をちぎっていたら、中指と人差し指と親指に痛みが出てきたので日を変更していただきました。」
指は使い疲れとストレスの影響の一時的なものでした。
動きの確認で、肩首腕に問題なく、太ももの痺れも出ていないので、この施術が一つの区切りになると思います。
施術ポイント
整体チェック法で要因リレーションの確認:
(太ももの痺れ)
- 冷えからの内部の緊張との連動 40%
- ストレスがかかわる緊張 30%
- 首の緊張との連動 20%
- 頭の緊張との連動 5%
(首痛)
- 冷えからの内部の緊張との連動 30%
- ストレスがかかわる緊張 20%
- 頭の緊張との連動 30%
- 股関節の緊張との連動 20%
(肩から二の腕の重さ)
- ストレスがかかわる緊張 60%
- 首の緊張との連動 20%
- 頭の緊張との連動 20%
マスキング現象が左太ももの痺れにかかわって自然治癒を妨げていた
- 20歳のギックリ腰時のマスキング
- ご出産時のマスキング
この2つのマスキング現象が太ももの痺れの抜けにくさにかかわっていました。
整体チェック法でマスキング層を捉えて奥に紐付く緊張層を解放させることで、痺れはその場で変化していきました。
防御反応で肩周辺のお辛さが悪化していた
元々は冷えやストレスによって肩にお辛さが出たものと施術経緯からわかります。
腕にまで広がる重さは物理ストレスによる反応で、カラダの防御反応によって起きているものでした。
ヒアリングにもありましたが、強いマッサージや機器を使った刺激をこった箇所に加えてられたみたいで、カラダがそれに対して守ろうとして緊張を入れてきたわけです。
コリに対して刺激を入れないことは、根本改善を目指す場合、絶対に守るべきことです。
整体所感
今回、あきらめていた太ももの痺れが改善したことに感激していただけました。
整体的不調は緊張の蓄積によって起きていて、それをきっちり紐解くとその場で変化は起きます。(蓄積の量によっては変化の体感量が少ない場合があります。)
緊張は脳が神経を通じて入れていることなので、揉んだり捻ったりすることは改善に直接的に有効な手法ではないと考えています。
むしろ、防御反応によって悪化する場合があるので注意が必要です。
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完全無痛の技術
- 技術的特徴
- ●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
- ●緊張の開放を促す技術
- この2つが一体化していることが特徴。
- 緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。