カラダの順応
「サッカーをして遊んでいる時、もつれて転んだんです。その時、首が曲がって。」
「友達が治してあげるって頭を逆にひねって...。」
首に激痛が走り、頭が逆に曲がって病院へ、検査では異常なく、お母様の紹介でご来院。
中学生の男の子。
頭は右に傾き、その状態でバランスを取っているので、左肩が極端に下がり、後ろから見ると酷い側湾症のように背骨が曲がっています。
カラダって悪い箇所を補うようにすぐに順応するんですね。
チェック法を使いながら無痛の技をかけていきます。
首の骨のズレが複数反応。
首の筋の緊張も足首だけの操法で整えていきます。
全身バランスと首周辺の調和を交互に繰り返して確認。
「まだ痛いです。」
かなりカラダの防御反応が強く、何度か調整と確認を繰り返して、
「楽になりました。」
痛みはなくなりましたが、カラダのねじれはまだ残っています。
再度チェック法にかけましたが、今は技をかける必要が無いみたいです。
阻害要因と痛みを消しているので、今度は真っ直ぐへの順応をカラダがしていくわけですね。
「不思議ねえ~。」
お母様はお客様でもあるのですが、首に触らずに痛みが消えていく様が不思議にうつったみたいです。
自律神経に着目した技で、誰でも出来ることです。
お電話ではどんな状態だろうと思いましたが、結果が出せてよかったです。