腰から始まり首から踵まで
元気そうな小学生高学年の男の子。
お母さまとご来院。
「首、肩、背中、腰、かかとが痛いんです。」
「7ケ月前に腰が痛くなって、年末に病院に行きましたが異常なく、姿勢ではないかと言われました。」
「今は首からかかとまで広がって、どんな姿勢でもどこかに痛みが入っています。」
動きの確認で、
立位で腰、座で腰、寝た状態で腰、前屈で肩首と腰、後屈で肩と背中、手を上げると肩、歩くと両方のかかと。
姿勢ではないでしょう。明らかに不自然な痛み方です。
チェック法でチェックしながら無痛の技をかけていきます。
真っ先にマスキングが反応しました。
納得です。不自然な原因がわかりました。
丁寧に解除していき確認。
「腰は痛くない。すげー。」
「でも、肩は痛い。かかとは左が残ってる。」
さらにチェックすると、
かかとは痛みの記憶、肩はストレス系の緊張が残っています。
痛い状態が長かったためでしょう。
何度か解除と確認を繰り返して、動きの確認で、
「痛くない。痛くなくなった。」
よかった。
痛みの記憶も持ってしまっていますから、もしかしたらまた痛みを感じることもあるかもしれませんが、最初の状態に戻ってしまうことは無いと思います。