腰から始まり首から踵まで

2016年12月11日

元気そうな小学生高学年の男の子。

お母さまとご来院。

「首、肩、背中、腰、かかとが痛いんです。」

「7ケ月前に腰が痛くなって、年末に病院に行きましたが異常なく、姿勢ではないかと言われました。」

「今は首からかかとまで広がって、どんな姿勢でもどこかに痛みが入っています。」

 

動きの確認で、

立位で腰、座で腰、寝た状態で腰、前屈で肩首と腰、後屈で肩と背中、手を上げると肩、歩くと両方のかかと。

姿勢ではないでしょう。明らかに不自然な痛み方です。

 

チェック法でチェックしながら無痛の技をかけていきます。

真っ先にマスキングが反応しました。

納得です。不自然な原因がわかりました。

丁寧に解除していき確認。

「腰は痛くない。すげー。」

「でも、肩は痛い。かかとは左が残ってる。」

 

さらにチェックすると、

かかとは痛みの記憶、肩はストレス系の緊張が残っています。

痛い状態が長かったためでしょう。

 

何度か解除と確認を繰り返して、動きの確認で、

「痛くない。痛くなくなった。」

よかった。

 

痛みの記憶も持ってしまっていますから、もしかしたらまた痛みを感じることもあるかもしれませんが、最初の状態に戻ってしまうことは無いと思います。