肩甲骨の痛みと風邪様な喉の痛み

2016年12月11日

「昨日、庭木を刈った後、左肩甲骨あたりがズキズキ痛みだしました。」

「あまり痛いんで病院に行きましたがレントゲンで異常なしです。」

「風邪なのかなあ?今日は喉が痛くて熱っぽい感じなんです。」

 

ご紹介でご来院。60代女性。

病院で異常なく、熱もないみたいです。

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

下腹部内部の緊張が強いです。要因は冷えが反応します。

マスキングに合わせて緊張を解除。

肋椎関節の2番目のズレを調和。

喉への緊張リレーションを解除。

確認で、

 

「少し楽になってきました。頭を動かすとまだ響きます。」

「喉の痛みもやわらかくなってきました。」

 

頭の動きは効率を考えて、座位で施術を進めます。

確認と解除を繰り返して、

 

「楽になってきました。」

「痛まないです。」

「喉もいい感じです。」

 

「肩周りがすっきりした。風邪じゃぁなかったんじゃなあ。」

 

 

今回は、下腹部の緊張によって、腰から首にかけて緊張が極度に強まった状態になっていました。

緊張が溜まりすぎると、風邪様な辛さとして出る場合があるのは、施術例としてよくあります。

 

肩甲骨に痛みが出たのは肋椎関節のズレが手伝って出ているもので、寝違えでよくみられるパターンです。

 

今回の根本解決としては、下腹部の緊張をためないようにすることです。

下腹部の緊張は冷えが反応していたので、冷え取りの条件をお伝えして終了しました。

 

冷え取りをがんばれば、もう施術は必要ないと思います。