妊娠6ヶ月の頭痛。午前中にガンガン吐き気がするくらいの頭痛がでます。

2015年11月16日

「ガンガン痛む頭痛が午前中の間起きることがずっと続いています。」

「吐くこともあるくらいで。」

「副鼻腔炎もあるから、そのせいもあるだろうと耳鼻科では言われました。」

 

妊娠6ヶ月、20代女性。

妊娠前からのご利用で、今はメンテナンス間隔です。

 

頭痛が副鼻腔炎だけの影響であれば、整体の対象外ということになるかもしれませんが、実際には整体的要因もかかわって酷くなっていることが多い。

今日のご来院は午前で、頭痛が出ている状態。

「下向きでガンガン強くなります。首も痛い。」

 

妊婦さんなので仰向けで施術をおこないます。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

 

まず、おからだの状況の影響をチェック法にかけると、

  • 副鼻腔炎の影響 30%
  • 妊娠の影響 40%

他の30%は整体的要因で、妊娠の影響ではストレスが反応。

 

整体的要因とストレス系の影響を解放させることができれば、痛みとしては出にくくなる可能性があります。

 

技のポイントをチェック法でサーチすると、内部で3箇所反応。

ともにストレス系の緊張反応です。

マスキングに合わせて相対解除の手法で緊張を解放していきます。

 

股関節の緊張も反応。

全身調整に合わせて股関節の緊張解放を行います。

 

確認で、

「あ、痛くない。」

 

起き上がる時の頭の動きで、既に変化を感じていただけました。

立って動いていただいて、

「首も楽です。頭痛も完全に消えています。」

 

消えてよかった。

施術は短時間で終わりました。

 

規則的に出るお辛さには、整体的要因がかかわっていることが多いと感じます。

今回はストレスがその主要因になっていました。

 

痛みなどの辛さは、積もった緊張が自分自身の容量を超えた箇所に出ていると考えています。

つまり、副鼻腔炎などの影響については対処できなくても、整体的要因が少なくなることで、結果的にトータルでの緊張の量が自分の容量内に収まり、痛みとしては出なくなるわけです。