奥まで息が入らない
「息苦しいんです。一か月前から。」
「息が奥まで入らなくて。」
「何かに夢中になっている時は気にならなくなるのですけど、気にしだすと吸えない状態が続いて。」
「病院では異常無くて困っています。」
30代男性。
自律神経の乱れで緊張が高まってくると、呼吸に影響出るケースは良くあることですが、
『意識した時に酷くなる』 という、気持との連動が整体の範疇であるかどうか?これが改善のポイントになると思います。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
整体要因リレーション:息苦しさ
- 下腹部内部の緊張との連動 70%
- 臀部の緊張からの影響 10%
これ以外は、心的ストレスによる緊張がリレーションを複雑化している感じで、チェック法で量的にはつかみにくい状態。
技を入れていきます。
マスキングに合わせて、下腹部内部の緊張を解放しながら、臀部の緊張も解放。
全身バランス調整をして確認。
「まだ、口で吸うと吸いきれん。」
再チェックで、
奥に潜んでいたストレス系緊張層が出てきました。
緊張の解放を促し確認。
「あ、さっきよりいい。」
「でも、意識するとまだ吸いにくいくなる。」
再調整で、
「完全ではないけど、最初より楽になっている。」
「半分くらい減った感じかな。」
チェック法の反応が出なくなってきたので終了。
(2回目 6日後)
「少し良くなった。苦痛な感じではなくなりました。」
良い方向でよかった。
同様の施術で終了。
(3回目 9日後)
「息苦しさは出なくなりました。」
よかった。
結果的に、ストレスで自律神経がかけてくる緊張が溜まって起きていた症状でした。
下腹部内部に溜まった緊張は、技から温度差ストレスが影響していると思われます。
心的ストレスも複雑にかかわっていました。
ご自宅で、温度差ストレスの解消をがんばっていただけたので、改善が順調に進みました。