位置が定まっていない奥歯の痛み
「左の奥歯が2週間前から痛くて、夜になると必ず痛みます。」
「寝るとき、横になってしばらくするとズキズキ。」
「お風呂で頭洗うときも決まってズキズキ。」
「歯科では、なんともなってないよって、親知らずも関係していないって言われて。」
「痛む場所も、左の奥としかわからない。」
「ピンポイントではないんです。」
30代女性。
動いていただくと、肩周りがコリでゴリゴリ。
奥歯痛は今はでていません。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
整体要因リレーション:奥歯痛
- 冷えによる内部の緊張との連動 30%
- 肩の緊張からの影響 20%
- 股関節の緊張からの影響 20%
- スネの緊張からの影響 20%
- 頭の緊張からの影響 5%
冷え(体内の温度差からの自律神経の乱れ)と部位間の連動。
相対解除の間接手法を使って、それらの緊張層を順序良く解放していきます。
緊張層を解放していく過程で強いストレス系の緊張も反応してきました。
歯痛には間接的にかかわっています。
確認で、
「肩のゴリゴリちょっと減ってきました。」
再調整で、
「肩良くなってきました!ゴリゴリ言わない。」
「アゴが開けやすい。違います。」
奥歯痛は日常に戻ってからの確認になりますが、開口の変化から緊張は緩んでいます。
冷え取りの最適条件は個人ごと違います。
最適条件をお伝えして終了。
(2回目 一週間後)
「次の日にアゴのだるさが出たのと、昨日、仕事ですごいストレスがあって、その後痛みが出てきました。」
「でも、それ以外大丈夫でした。」
「お風呂を長く入っても痛まないし、頭洗う時のズキズキもでなくなりました。」
「寝るときも痛まないです。」
よかった。
まだカラダの余裕が少ないので、ストレスとのかかわりで出た日があったみたいですが、
毎日痛みが出ていた状態からは解放されました。
(3回目 3週間後)
「前回の施術の後、2日後に痛みが出てきたのですが、一時的で、その後は大丈夫です。」
まだ、深部に残る緊張層が出てくることで、好転反応的に痛みが出たみたいです。
しかし、治癒力が働いて自然に解決しています。
(前回から3週間後、お電話で)
「もう、すっかり良くなりました。歯の痛みが出なくなりました。」
良い状態が安定するようになってきました。
【痛みの位置がはっきりわからないという現象】
今回は左の奥歯付近の痛みでしたが、腰や肩や腕など他の部位でも、
「ここら辺りが痛いのですけど、どこかはっきりしない。」
ということは良くあります。
施術が進むにつれて痛点がはっきりしてきたり、痛い箇所に技を入れるわけでなく痛みが消えて行ったり、その場でおきる変化から、
- 緊張の蓄積の関係で痛点がぼやけている
- マスキング現象から痛点がぼやけている
- 他の箇所からの影響なのでぼやけた出方になっている
ことがわかっています。
痛点はぼやけていても痛みは強くでたりします。
「病院で異常無いのになぜ?」
痛い箇所がどうにかなっているわけではないので、
自律神経の乱れに着目して、
- 冷え(体内の温度差)
- ストレス
に目を向けて対策をしてみると、それだけでも痛みが弱まってくることがあると思います。
【お風呂で痛みが出ていた】
この度のお客様は、決まってお風呂場で痛みが出ていました。
- 湯温の問題
- 防御反応や連動の問題
全身浴より半身浴、半身浴より足湯など、人それぞれの状態によって適した方法があります。
自律神経は、刺激を嫌います。
湯温は低めに。
不調がある時はカラダに余裕が無い状態です。
冷え取りをご自身で試される場合は、負担の少ない方法から試されるのが良いと思います。
岡山市 整体院 ほぐし庵
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