1年前からの足底筋膜炎に加え1ヶ月前からシンスプリントも
不調が出た時に、まず大切なのは休息をとるということ。
次に、刺激を不調箇所に入れないことが大切だと施術を通じて感じています。
療術に頼る場合は、3回ほど受けて変化ない場合は、アプローチが間違っていると判断してよいかと思います。
アプローチが間違っていると、カラダの防御反応によって、痛む位置が広がっていく場合があります。
1年前からの足底筋膜炎に加え1ヶ月前からシンスプリントも 14歳女子
「1年前、部活で走っているときに足底筋膜炎が出て。」
「最初は右足で、8ヶ月後に左にも出ました。」
「場所は土踏まずです。」
「シンスプリントは一ヶ月前。」
「左スネで重心かけたり走ったりするときに出ます。」
病院で異常無くご来院。14歳女子。
歩いていただくと、左の土踏まずに痛み。
右は今は出ていません。
土踏まずを押さえる分には痛みはでません。
蹴り込む動きで左スネ内側に痛み。
ジャンプでは出ません。
整体要因リレーション
整体チェック法でみた不調との連動部位。
足底筋膜炎:
- 冷えによる内部緊張との連動 20%
- 太ももの緊張との連動 40%
- 胸の緊張との連動 20%
- 全身を覆う緊張との連動 20%
シンスプリント:
- ストレスが直で関わる 30%
- 冷えによる内部緊張との連動 20%
- ストレスによる内部緊張との連動 20%
- 太ももの緊張との連動 30%
施術経過
初回施術
整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を相対解除の間接手法で順序よく解いていきます。
まず、治療院で受けてこられた刺激系の防御反応が反応。
次に、ストレス系の緊張が反応。
取れにくい緊張で、お客様に協力いただく相対解除手法で解放していきます。
部位間連動など取り、チェック法の反応が落ち着いたところで一旦確認。
歩いていただくと、
「足の裏まだ痛いです。」
蹴り込む動きで、
「さっきより痛くない。足裏に痛みが出てきました。」
再調整して確認。
歩いていただくと、
「痛くないです。」
蹴り込む動きで、
「少し痛い。足の裏が。」
再調整で、
「どっちも痛み無くなりました。」
確認できる範囲の動きを色々おこなってもらって、痛くなくなり終了。
あとは、部活での確認になります。
新たに緊張をため込まないために、刺激を入れないことと、冷え取りの最適値をお伝えして終了しました。
2回目(前回から4日後)
「今日まで、部活で痛みがでていません。」
「シンスプリントも足底も。」
蹴り込みなど動きの確認をしてみると、痛みが出いていません。
経過良好です。
前回同様の施術を行い、再度動きの確認で痛み無いことを確認して終了。
部活がかなり激しいことと、冷えの影響はすぐには解決できないことなので、あと数回はカラダに余裕を作るために施術を受けられるのがお勧めになります。
整体所感
お母さまがそばで施術を見てられましたが、揉んだり引っ張たりしないのに、その場でお辛さが変化することが不思議だったみたいです。
不調は自律神経の乱れがかかわる緊張の蓄積によって起きます。
蓄積がカラダの許容範囲を超えると痛みとして表面化するのです。


つまり、
- 緊張の蓄積現象
- 筋膜を通じた連動現象
によって、結果的に土踏まずに痛みが出ていたのです。
上記、整体要因リレーションで挙げた緊張が主なところで、足の裏やスネにはアプローチはしていないのです。
緊張の解放について
簡単に言えば、「古い緊張を解放するように、カラダ(脳)に気づかせる。」手法なのです。

蓄積の大半は、過去の古い緊張であることが多く、本来、消えていても良いはずの緊張がカラダに残ってしまっている状態と実績からわかっています。
整体チェック法で対象となる緊張を捉え、カラダに解放してもよいことを気づかせる。
すると、カラダが解放に向けて動いてくれるわけです。
不調発生のメカニズム(緊張の蓄積現象)についての詳細は、
をご参照ください。
岡山市の整体院ほぐし庵
完全無痛の技術
- 技術的特徴
- ●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
- ●緊張の開放を促す技術
- この2つが一体化していることが特徴。
- 緊張の開放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。