疲労感を常に感じ気力が出ない20代大学生の改善経過

2024年11月14日

調子を崩して検査で異常なし。

徐々に回復したが、また調子を崩して前回より悪い状態になる。

自律神経の緊張が、特定の箇所に滞りを起こすことで、疲労感や意欲の低下を起こしていた事例です。

疲労感を常に感じ気力が出ない20代大学生の施術

改善経過動画

不調は動画には撮れませんが、体に溜まった緊張が減ることで筋膜が解放されますから、可動域に変化がみられます。

動画では、前屈後屈の可動域の変化で緊張の減りを確認し、不調との相関を確認できるようにまとめています。

お体の状態

一カ月程前に熱中症ぎみになり体調を崩す。

一旦は回復したが、1週間前から再発。

疲労感気力が出ない感が常にあり、食欲がない、めまい・立ちくらみ、朝起きれない、寝ても疲れ取れない、これらに悩まされている状態。

20代大学生。

整体チェック法でみた施術ポイント

整体チェック法による緊張のチェックで、からだに溜まった緊張が多い事例です。

整体チェック法で緊張のリレーションを確認すると、胃の周辺の緊張がキーになっていて、マスキングで緊張が自然に解放されにくい状況になっていると思われる。

自律神経がかけている緊張に対し自然な解放を促す施術

からだに溜まった緊張で不調が発生し緊張の解放で不調が改善するイメージ図
からだに溜まった緊張で不調が発生し緊張の解放で不調が改善するイメージ図

自律神経が起こす筋反射を利用した整体チェック法で、からだに溜まった緊張を一つ一つ捉え解放を促していきます。

マッサージやストレッチなど刺激は入れない施術です。

施術経過

現体感として『疲労で気力が出ない感』があり、施術中はその変化を確認して行きます。

初回施術

初回施術の後屈可動域の変化
溜まった緊張が減って後屈柔軟性向上
初回施術の前屈可動域の変化
少し柔らかくなっています
疲労で気力が出ない感

半分に減った」

2回目施術前ヒアリング

疲労で気力が出ない感は、前回より改善。

食欲はまだ無い。

めまい・立ちくらみは、ましだがまだある。

朝起きれない・寝ても疲れ取れないは、寝れば少し疲れ取れる。

2回目施術の後屈可動域の変化
施術前の戻り少なく後屈柔軟性向上
2回目施術の前屈可動域の変化
初回術後維持で少し柔らかくなっています
疲労で気力が出ない感

9割改善」

3回目施術前ヒアリング

疲労で気力が出ない感 9割改善を維持

食欲がないは、7割回復。

めまい・立ちくらみは無くなった。

朝起きれない・寝ても疲れ取れないは、ましになった。

朝の犬との散歩ができるようになった。

3回目施術の後屈可動域の変化
施術前の戻り確認。術後の後屈柔軟性向上
3回目施術の前屈可動域の変化
初回術後維持で少し柔らかくなっています
疲労で気力が出ない感

気力が出ない感は消えた

一カ月後のメール確認

「おかげさまで、特に体調が悪くなったりすることはなく、順調に過ごしています

初回-3回目の後屈可動域の全体比較

初回-3回目の後屈可動域の全体比較
3回目施術前に戻りあったが徐々に可動域向上。

初回-3回目の前屈可動域の全体比較

初回-3回目の前屈可動域の全体比較
回数に比例して少しずつ改善

整体所感

今回のキーになった施術は2回目の施術です。

緊張を一つずつ減らしていく手法で、

  • 胃を中心とした緊張リレーション
  • 一カ月前に受けた処方に対するマスキング層が胃に付帯

これらを順序よくひも解くことで、『疲労で気力が出ない感』の素となっていた緊張が減り、胃と他部位との連動が減ったため食欲が出てきました。

3回目施術前の後屈の戻りについて

マスキング層を紐解くことで、その奥に溜まっていた緊張が出てきやすくなります。

奥に潜む緊張がたくさん表面化してきて、3回目施術前の戻りにつながったと考えています。

今後について

今回は、体に付帯した緊張が減ることで主に後屈可動域に変化が確認できました。

3回で症状としては感じない状態になっていますが、体に余裕をつくるという意味では、メンテナンスを通じて、

施術の可動域  施術の可動域

となるくらいまでは、一カ月間隔くらいで受けられると良いかと思います。