学生時代の疲労感に始まり腕の痛みや腰痛など不調が広がり悪化した40代女性

20歳から、疲労感など体調不良に悩まされて、新卒での就職はフルタイムは無理と、パートタイムに甘んじる。

その後、強い腕の痛みや腰痛など、徐々に不調が広がり悪化した40代女性の施術。

学生時代の疲労感に始まり腕の痛みや腰痛など不調が広がり悪化した40代女性の施術

初回ヒアリング:お身体の状態

  • 20歳から腰痛・右股関節痛・疲労感
  • 5年前から就寝中に背中と腰が痛い
  • 3ヶ月前から腕が痛くなって顎まで痛む

「20歳からの腰痛、右股関節痛、疲労感は、特にきっかけが無く出た症状です。徐々に強まって今に至ります」

「特に左腕は前側も後ろ側も、コリというか、叩きたいくらいに痛い。いつもストレッチで伸ばしているんです。」

40代女性。

初回施術前:動きで辛さの確認

整体チェック法でみた施術ポイント

自律神経の特性を利用した『整体チェック法』による緊張のチェックでは、

  • 心的な感情が関わる痛み
  • 刺激に対する防御反応による緊張の影響

が、主に不調に関わっていて、良かれとやってきたことで、緊張が滞り、不調の広がりを生んでいると思われる。

自律神経がかけている緊張に対し自然な解放を促す施術

からだに溜まった緊張で不調が発生し緊張の解放で不調が改善するイメージ図
からだに溜まった緊張で不調が発生し緊張の解放で不調が改善するイメージ図

自律神経が起こす筋反射を利用した整体チェック法で、からだに溜まった緊張を一つ一つ捉え解放を促していきます。

マッサージやストレッチなど刺激は入れない施術です。

施術経過

初回施術

仰向けになっていただいて、検査手法である整体チェック法の反応を利用しながら、緊張の解放をおこなっていきます。

再ヒアリングが必要

事故・怪我・手術・治療履歴を事前に表でいただいていますが、

大枠では20歳から発症している中、心的なストレス変遷をある程度把握しないと、不調に関わる残緊張にアプローチできないことがわかってきました。

きっかけになる様、過去の改善事例で関わっていた心的ストレスを説明させていただき、ヒアリングを深めて施術を継続しました。

施術再開と経過

ある程度緊張が減ったところで、仰向けでできる腕の確認。

今、腕はどんな感じですか?

「右腕だけが痛いです」

再度、緊張を減らし確認。

「痛み消えました」

では、立っていただいて、

頭上下は?

「首さっきより楽です」

頭左右は?

「首の右は残っています」

前屈と後屈確認で、

「腰は楽になっています」

数回、施術と確認を繰り返し、

初回施術後の状態

「腰の痛みなく、右股関節の硬さが取れたが、太ももの外の張りが出て残った」

「頭動かした時の首の痛みも消えた」

「腕の痛みも消えている」

状態を確認して施術は終了。

技の説明や習慣改善のアドバイスと、今後の来院スケジュールをお伝えして終わりました。

2回目ヒアリング(前回から1週間後):

「腕の痛みは軽くなっています

「腰は朝起きた時の痛みと、しゃがみ作業で出ることがあります」

「次の日の夜から腰は出てきました

3回目ヒアリング(前回から8日後):

「疲労感が軽くなっている。5レベルです」

「腰痛は無かった。寝ている時も」

「左腕の痛みが、朝に強く出る。昼間は固まった感じの痛みです」

4回目ヒアリング(前回から7日後):

「左腕に痛みは、出たり引いたりするようになりました。7レベルの痛みです」

「腰は寝ている時に感じたり治まったり波がでるようになった」

寝て起きた時の倦怠感が違ってきた(4レベル)。午前中早く動ける」

5回目ヒアリング(前回から2週間後):

「食事の後のしんどさが無くなってきた。倦怠感はゼロに近いです」

「腕の痛みは、平気な時が出てきた

「腰は、草取りで痛くなったが、それ以外では大丈夫になりました」

「朝は、体全体が固まっています」

6回目ヒアリング(前回から2週間後):

「この2週間、腕も顎も痛くならなかった

倦怠感も消えています

「朝、少し背中と腰に硬さを感じます」

一カ月後のメール連絡

「あれから左肩の強い痛みも出ることなく、お陰様で楽に過ごせております」

整体所感

ほぼ、初回に出したスケジュールに近い回数で、結果が出せて良かったです。

体に刺激を入れることは安易に行わないほうが良い

最初は、受験とか環境の変化とか、それらによる自律神経の緊張の蓄積で不調が出たと思われます。

それが、なぜ40代まで続くだけでなく、悪化していったのか?

その一つの要素が、よかれと体に刺激を入れたことによると、施術経過から感じています。

病院で異常が無ければ、骨、関節、筋肉に異常はない。

つまり、脳と神経の関係で不調に至っているわけで、そこには自律神経とストレスの関係があります。

不調箇所に刺激を入れると、神経を逆なでることとなり、逆に緊張が高まるわけです(刺激に対する防御反応)。

【ご参考】肩たたきの実験結果グラフ:

肩たたき前後の肩の硬さの推移
肩たたき前後の肩の硬さの推移(肩の硬さを計測機で測って、肩を叩いた後、硬さがどの様に推移するかの実験)
2013/2/19放映 カスペ『間違いだらけの健康ジョーシキ』より抜粋【肩こりは揉んでも治らない】東京女子医科大学東医療センター 神戸克明先生(整形外科医)

左肩:初期硬度 35 → 2時間後の硬度 46

右肩:初期硬度 30 → 2時間後の硬度 34

測定箇所は肩ですが、腰など他の部位も同様の反応を筋肉は起こします。

ストレッチも注意が必要

ストレッチは健康法として良いことですが、不調の改善法ではありません

一時的につらさが緩和することがありますが、脳が緊張を入れて縮めている箇所を無理に伸ばすと、上記刺激と同様に神経を逆なでることになり、後で緊張が高まることが確認されています。

考え方としては、緊張が溜まっている方はストレッチを掛けないほうが良い。

つまり、不調が出ている方はストレッチを掛けないほうが良いということです。

医療で異常が無ければ、体に刺激を入れずに様子を見る。

変化の兆しが無ければ、病院のセカンドオピニオンを繰り返す。

これが基本と考えています。

安易に自分自身で刺激を入れたり、刺激系の療術を受けたりすることは、自律神経の緊張を滞らせる傾向があり、悪化につながる可能性があるのです。

痛みのメカニズムを知ると適切な対処を選択できるようになる

体が悪くなくても痛みは出る

たとえば過去の事例で説明しますと、

中学3年生の女子で、顎の痛みでご来院がありました。

要因は、責任感ストレスで、3回で改善。

しばらく良くて、この子が高校3年生になった時に、顎の痛みで再来院というケースがありました。

このお客様の場合、受験のストレスで脳過労が起きていただけで、顎に医学的に異常が起きていたわけではないのです。

一つのメカニズムとして、脳が考えすぎによる脳過労を検知して、考えすぎを減らすために痛みを出す場合があります。

痛みに意識を向けさせ、考える量を減らす様にしてくれてているわけです。

脳過労は、脳の機能にも影響が出ますから、『脳が自己防衛のために痛みを出している状態』とも言えると思います。

筋骨格系の症状であれ、消化器系や泌尿生殖器系の症状であれ、身体にさまざまな症状が現れるのは、当人の注意をその症状に引きつけるためである。

サーノ博士のヒーリングバックペイン(著者 医師・教授ジョン・E・サーノ)より

無意識下にある怒りなどの強烈な感情が意識上に浮上する恐れが出てくると、脳は痛みを発生させて注意をそらし、そういう事態を未然に防ごうとするのだ。

心はなぜ腰痛を選ぶのか サーノ博士の心身症治療プログラム(著者 医師・教授ジョン・E・サーノ)より

体が悪くなくても、痛みは脳が発してくる場合があるということです。

これは、考えすぎ的要素だけでなく、感情も関わっています。

海外では、この様な心と不調との関係の研究が進んでいると書籍等から感じています。

「病院で異常が無いのに何で痛むのだろう?」と不安を持っているお客様は多いですが、

このような不調のメカニズムもあることを説明することで、安心していただけることと、習慣改善のアドバイスも併せておこない根本改善を目指します。

そして、体に刺激を入れることが、悪化の可能性があることも初回に説明いたします。

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岡山市 整体院 ほぐし庵

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(動画について:岡山市・整体院ほぐし庵 YouTubeチャンネル @gakugaku2009 より貼り付けています)